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最果て鈍行旅ルート案内

[2014/11/19]

そもそもこんな辛いだけの馬鹿旅「誰がやるのか!?」って感じですが、
旅好きの方々を対象に「こんな無茶苦茶な旅もあるんだよ」と紹介したいと思います。

その名も、「最果て鈍行旅」(自分で勝手に命名)。
東京から鈍行を延々と乗り続け、日本の最果ての駅まで行ってしまうという強行の旅です。
「達成」することに主眼を置いた旅であり、途方のない道のりに最初は辛くなるかもしれない。
しかし、いざ最果ての地に着いたときの感動は捨て難いものがあり、
最終目的地へ降り立ったときは思わずガッツポーズをしてしまうはずです(実際はやらんぞ)。

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「最果て鈍行旅:バックナンバー(カテゴリ)」

1:日本最東端の地、根室へ北海道一人旅
2:日本本土最西端の地、佐世保へ西日本横断紀行
3:日本本土最南端の終着駅、枕崎へ西国片道旅行


日本本土の最四端終着駅のうち、私は既に「最東端・最西端・最南端」を攻略しております。
最北端の稚内については、これから間もないうちに制覇しようと計画を立てていますが、
本記事では、最果ての駅まで自分が実際に行った乗り継ぎルートをご紹介します。

列車の時刻はダイヤ改正で刻々と変わっていくため、
データの恒久性を考慮し詳細な時刻を表記しない点をご容赦下さい。



・上野から最東端終着駅の根室へ [1泊2日]
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上野から東北本線で延々と東日本を北上し、青森からは夜行急行「はまなす」に乗って北海道へ上陸。
苫小牧ではまなすを降り、室蘭本線→石勝線→根室本線と乗り継いで北海道を東へ進んでいきます。
そして釧路から根室本線の末端に入り、広大な原野の中を進んで最東端の根室に到着となります。

この最東端鈍行旅は、道のりがバリエーション豊かで最もおすすめできます。

・北海道&東日本パス利用に限り、急行券と指定席券を継ぎ足して乗れる夜行急行「はまなす」
・新夕張~新得間の特急自由席無料区間(鈍行が一本も運行されていないため)


この2つがデカイ!様々な列車に乗ることができるため、旅情に溢れた旅を満喫できます。
使用切符は「北海道&東日本パス」一択です。18切符では「はまなす」に乗ることができません。
1日目が辛いけど、青森でブルートレイン、新夕張で特急車両に乗ることができるので楽しかったです。
「はまなす」は北海道新幹線開業とともに廃止される可能性が高いので、乗るなら今が最後のチャンスかもしれません。

では、このドラマティックな最東端ルートの乗り継ぎの流れを確認していきましょう。


「1日目」
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・上野(東北本線:宇都宮行き)…朝5~6時に出発 この区間は快速があります

・宇都宮(東北本線:黒磯行き)

・黒磯(東北本線:郡山行き)

・郡山(東北本線:福島行き)

・福島(東北本線:仙台行き)…この区間は快速があります

・仙台(東北本線:小牛田行き)

・小牛田(東北本線:一ノ関行き)

・一ノ関(東北本線:盛岡行き)

・盛岡(いわて銀河鉄道/青い森鉄道:八戸行き)…乗り換えに時間がかかるので注意!

・八戸(青い森鉄道:青森行き)

・青森(夜行急行「はまなす」)…急行券と指定席券が必要

・苫小牧



1日目の行程はこんな感じで、東北本線を何度も乗り継いで北上していきます。
早朝5~6時に上野を出発すれば、青森での「はまなす」乗り継ぎに十分間に合うはず。
盛岡から第三セクター路線に入りますが、北海道&東日本パス利用なら別途運賃は不要です。
東北本線は列車の本数が割と多いので、仙台や盛岡などで食事休憩の時間を十分に確保することができます。

1日目の行程内で最も気をつけたいのは、盛岡でのいわて銀河鉄道の乗り換えです。
駅構内が少し複雑で、JR側のホームから辿り着くのに時間が少しかかるので事前に下調べしておきましょう。


「2日目」
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・苫小牧(室蘭本線:岩見沢行き)…始発列車に乗車

・追分(石勝線:夕張行き)

・新夕張(特急「スーパーとかち」)…自由席に乗車(特急券不要)

・新得(根室本線:帯広行き)…快速「狩勝」に乗車

・帯広(根室本線:釧路行き)

・釧路(根室本線:根室行き)…鹿絡みの遅延が発生しやすい

・根室



2日目も、早朝から列車を乗り継いでいきます。
このルートなら帯広で昼食休憩が確保でき、最東端の根室到着寸前で日暮れを迎えることになります。
根室本線の末端(釧路~根室)は、鹿が頻繁に線路へ立ち入るため遅延が日常茶飯事に発生するので注意。
根室に着いたらそのまま宿で一泊するもよし、折り返し列車で釧路に戻るのもありです(釧路の方が駅前は充実している)。



・新宿から最西端終着駅の佐世保へ [1泊2日]
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新宿から中央本線を起点から終点まで乗り通し、名古屋からは東海道/山陽本線に乗って西へ進む。
関西を通り過ぎ、姫路で一泊。早朝から山陽本線を乗り通して下関へ向かい、九州へ上陸する。
九州からは鹿児島本線→長崎本線→佐世保線と乗り継いで、JR最西端駅の佐世保へ向かいます。

この最西端ルートは純然たる鈍行のみで、上記の最東端旅のような優雅さはありません。
中央本線を乗り通すのは時間がかかるので、前半は東海道本線で行った方が無難かも。
夜行の「ムーンライトながら」を利用すれば大幅な時間短縮が可能です。

では、この(鬼畜な)最西端ルートの乗り継ぎの流れを確認していきましょう。


「1日目」
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・新宿(中央線:高尾行き)…朝6~8時に出発 土日なら富士急行直通の臨時快速でも代用可(大月まで)

・高尾(中央東線:塩尻方面)…塩尻まで各列車によって乗り継ぎ駅が異なります

・大月(中央東線:塩尻方面)…場合によってはどこかでワープが必要(塩尻~中津川間の鈍行接続に合わせるため)

・甲府(中央東線:塩尻方面)

・小淵沢(中央東線:塩尻方面)

・塩尻(中央西線:中津川行き)…本数が少ないので注意!

・中津川(中央西線:名古屋行き)

・名古屋(東海道本線:大阪方面)…米原まで行く列車もあります

・大垣(東海道本線:米原行き)…本数が少ないので注意!

・米原(東海道本線:大阪方面)

・大阪(東海道本線:岡山方面)

・姫路



1日目は、最低でも姫路まで道のりを進める必要があります。
姫路で一泊したら、翌日は岡山方面の始発に乗って再び西へ進んでいく。
下関から九州へ上陸し、順当に列車を乗り継いでいけば日が暮れた頃に最西端の佐世保に到着します。

私は敢えて、神戸から夜行フェリー(神戸~高松)に乗って一旦東海道/山陽本線を離脱し、
高松から瀬戸大橋線で岡山へ行き、そこから再び山陽本線を西へ進んでいきました。


「2日目」
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・姫路(山陽本線:岡山方面)…始発列車に乗車

・岡山(山陽本線:岩国方面)…岩国まで行く列車もあります

・広島(山陽本線:岩国方面)

・岩国(山陽本線:下関行き)…乗車時間長いです(3時間強)

・下関(山陽本線:小倉行き)

・小倉(鹿児島本線:熊本方面)

・鳥栖(長崎本線:長崎方面)…早岐まで行く列車もあります

・肥前山口(佐世保線:早岐方面)

・早岐(佐世保線:佐世保行き)

・佐世保



最西端の佐世保に到着するのは夜19時過ぎです。
ちなみにこの1泊2日ルートだと昼食休憩の時間が全くありませんが、
下関行きの列車がボックスシートなので、そこでのんびり弁当を食べることができます。
佐世保は駅前から少し歩けば繁華街があるので、飲食・宿泊に困ることはありません。



・東京から最南端終着駅の枕崎へ [2泊3日]
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東京から夜行列車「ムーンライトながら」に乗って、まずは名古屋まで向かう。
名古屋からは関西本線を乗り通して大阪へ行き、東海道/山陽本線に乗り継いで岡山へ。
(↑関西本線ではなく、ムーンライトながら終着の大垣から東海道本線で大阪へ向かってもOK)
岡山で瀬戸大橋線に乗り換えて、四国へ上陸。予讃線で一旦多度津へ向かい、そこから土讃線で高松まで行きます。

高松で一泊したら再び土讃線に乗って終点の窪川へ行き、窪川で予土線に乗り継いで進む。
予土線を乗り通したら予讃線で八幡浜へ向かい、宇和島フェリーに乗って九州に上陸したところで2日目は終了。
3日目は日豊本線で延々と南下。そして鹿児島中央から指宿枕崎線に乗って、最南端終着駅の枕崎へ向かいます。

四国の風光明媚な路線を経由して九州に向かうというのが、この最南端ルートの魅力であり肝です。
あまり実用的なルートではないと思いますが、一応乗り継ぎの流れを確認してみましょう。


「1日目」
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・東京(ムーンライトながら)…指定席券が必要

・名古屋(関西本線:亀山行き)…大垣から東海道本線で大阪へ向かってもOK

・亀山(関西本線:加茂行き)

・加茂(関西本線/大阪環状線:大阪方面)…「大和路快速」に乗車

・大阪(東海道本線/山陽本線:岡山方面)

・姫路(山陽本線:岡山方面)

・岡山(瀬戸大橋線:高松行き)…快速「マリンライナー」に乗車

・坂出(予讃線:伊予西条方面)

・多度津(土讃線:高知方面)…阿波池田まで行く列車もあります

・琴平(土讃線:阿波池田方面)…本数が少ないので注意!

・阿波池田(土讃線:高地行き)

・高知



東京から鉄道で最南端へ行くには1泊2日では困難なので、最低でも2泊3日の行程となります。
後半は四国へ上陸せずに、山陽本線/鹿児島本線で真っ直ぐ行ってしまうのが近道ですが、
何となくありきたりだと思ったので、私は四国を経由するルートで最南端へ行ってきました。

1日目は正直言って鬼畜です。昼食休憩の時間も全くありません。
しかし関西の列車はクロスシートが多いので、車内で昼食を取ることは可能です。
また土讃線の琴平~阿波池田間は鈍行の本数が少ないので、基本ワープで行くと想定した方が無難です。


「2日目」
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・高知(土讃線:窪川行き)…朝6~9時に出発

・窪川(予土線:宇和島行き)

・北宇和島or宇和島(予讃線:松山方面)…日中の鈍行乗り継ぎは北宇和島で

・八幡浜(宇和島フェリー:別府or臼杵)…乗り場は駅から徒歩25分

・別府or臼杵(別府は乗り場から駅までバス15分&臼杵は乗り場から駅まで徒歩15分)



2日目は乗り継ぎが少ないので割と楽。朝早めに出れば窪川で昼食休憩・探索もできます。
八幡浜からのフェリーは別府行きと臼杵行きがありますが、どちらに乗っても3日目の行程に支障は出ません。
私は2日目中に佐伯まで行ってしまう強硬手段に出ましたが、佐伯駅前は宿泊施設がほぼ皆無なのでおすすめし難いです。


「3日目」
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・別府or臼杵(日豊本線:佐伯行き)…始発列車に乗車

・佐伯(日豊本線:延岡行き)…鈍行は1日3本のみ!ワープ必須!

・延岡(日豊本線:宮崎方面)

・宮崎(日豊本線:西都城行き)…数時間滞在が可能

・都城(日豊本線:鹿児島方面)

・鹿児島中央(指宿枕崎線:枕崎行き)…指宿で乗り継ぎが必要な場合あり

・枕崎



3日目は日豊本線を順当に乗り継ぎ、鹿児島中央から指宿枕崎線で最南端終着駅の枕崎へ向かいます。
大分・臼杵から始発に乗って行く場合、佐伯~延岡間は必ず特急でワープしなければなりません。
真っ直ぐ最南端へ行ってもいいのですが、宮崎で観光する時間もつくることが可能。
指宿枕崎線の枕崎行き列車は本数が少ないので、時間の配分に注意が必要です。



・予告!上野から最北端終着駅の稚内へ


冒頭でも述べましたが、今私は最北端の稚内へ行く計画を立てています。旅の決行は12月上旬を予定。
東京から遥か遠く極寒の地へ、片道1600kmの旅!恐らくこれが最後の最果て旅となりましょう。
往路復路どちらかはとりあえず、子供の頃から憧れだった「コレ」に乗るつもりです。
旭川から先には、果てしなき宗谷の道が待っている!(鈍行で片道6時間)

待ってろよ、稚内っ!!


………「個室Bソロ」は、もう無理かもしれんな。一ヶ月先まで全て満席らしい。
いやー、ホント侮ったわー。さすがは大人気の定期寝台特急である。
キャンセル待ちも滅多に出ないだろうし………。

もう潔く「開放B寝台」で行くしかないのか!?(笑)。

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2014/11/19 | その他


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