鈍行列車一人旅

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「山スカ」で行こう

「長野途中下車旅 1日目 (高尾~大月~小淵沢~清里)」

[2014/9/8]

今夏終わり、18切符があと二日分残っていたので再び鈍行旅を計画する。
富士登山に行こうとでも思っていたのだが、天気が不安定なので鈍行旅に急遽変更。
しかしそれだけじゃ面白くないので、今回は旅中にささやかな登山を盛り込んでの行程とした。

今回の旅の最終目的地は、日本三大車窓の一つである姨捨駅だ。


・計画~導入


一日目は高尾から中央本線を乗り継ぎ、小淵沢から小海線に乗り換え清里まで行く。
清里からは徒歩で行ける飯盛山という山を経て、清里~野辺山間にある鉄道最高地点へ向かう。
鉄道最高地点からは野辺山まで歩き通し、そこから再び小海線に乗りしなの鉄道と接続する小諸へ。
しなの鉄道で長野まで行ったら、今度は特別夜景列車「ナイトビュー姨捨」に乗って一日目の行程は終了となる。

一日目で体力をほぼ使い果たすと思うので、二日目はのんびりと観光しながら復路を行く。
まず長野で善光寺を参拝した後、篠ノ井線に乗り姨捨駅で途中下車。
姨捨からは再び篠ノ井線に乗って松本まで行き、駅前から歩いて行ける松本城を見学。
松本城に立ち寄ったら駅へ戻り、そこから中央本線で延々と帰路を辿ることになる。

早朝6時、新松戸から武蔵野線に乗って西国分寺へ。
西国分寺からは中央線に乗り、今回の旅の出発点となる高尾へ向かう。



・中央本線 [高尾~大月]
DSCF9037.jpg

高尾に着き、ホームでしばらく待っていると河口湖行きの列車がやってきた。
ここ高尾から大月を経て富士急行へ入り、終点の河口湖まで向かう直通列車である。
主に登山客のために毎日運行されるこの列車は、常にスカ色の電車が使われているようだ。

「スカ色」。深い藍色とベージュを纏った国鉄色のことだ。
元は横須賀線のために制定されたカラーで、緑×橙の湘南色と並び国鉄近郊電車の伝統色とされている。
スカ色電車はかつて総武本線や成田線、内房線・外房線でも走っていたが、
新型車の投入や都会の通勤路線から流れてきたステンレス電車の台頭(使いまわし)により、
同線において塗装が全面に塗りたくられた鋼製車(113系)は残念ながら消滅してしまった。

しかし中央本線(豊田車両区115系)のスカ色電車は、今も消滅せずに走り続けている
山を走るスカ色電車だから、鉄の間では「山スカ」と呼ばれ親しまれている。
豊田車両区の山スカの運用は固定らしく、運次第にならずに確実に狙いに行けるらしい。



DSCF9045.jpg

7時47分、河口湖行きの直通列車が定刻通り高尾を出発した。
車内は学生達で埋め尽くされ、とても山の中を進む雰囲気とは思えない
最初は学生で混雑していたが、数駅進んだところであっという間に引く。
ボックスシートを確保し朝飯にありついた。


DSCF9050.jpg

ローカルな雰囲気が濃くなり、絶景区間を過ぎると列車はまもなく大月へ到着する。
この列車は前側3両は河口湖まで行くが、後側3両は大月止まりでそのまま回送される
大月からは後から来る普通列車に乗って再び先を進むことになるが、次の列車が来るまで山スカをみっちりと撮影したい。



DSCF9068.jpg

この色、たまらない!何だかよくわからないが昔から好きなのである。
好きすぎて、ブログの背景色までスカ色にしてしまった(プロフィール画像もちゃっかり変更)。
高1のときに内房・外房線を乗り通したことがあるが、そのときはこのスカ色電車(113系)がまだ主力であった。
昔はどこでも見られたカラーだそうだが、今はここ中央本線(立川~小淵沢間)でしか見られない希少なカラーとなっている。
今年3月には、長野総合車両センターの一編成だけがスカ色にリバイバル塗装されたんだとか……。


DSCF9076.jpg

前側3両が河口湖へ向け出発した後、大月止まりの残り3両はホーム脇の留置線へと向かっていった。
2日目の復路もまた、できる限り山スカ運用の時刻に合わせて帰ってくる予定だ。



・中央本線 [大月~甲府]
DSCF9088.jpg

山スカが留置線に入ると同時に、後発の高尾発甲府行きの普通列車がやってきた。こちらは長野色だ。
最初からこっち乗れよと言われそうだが、とにかくスカ色電車をカメラに収めたかったのだ。
終点の甲府まで向かう!



・中央本線 [甲府~小淵沢]
DSCF9097.jpg

甲府から再び普通列車に乗る。車両は211系だ。
これは意外というか……、いつの間にか中央本線にも211系が配属されることになったのか。
座席が全てロングシートなのを何とかしてもらいたいが、JR側は結局何もしないだろう。
中央本線でローカルらしい旅ができるのも、もしかしたらあと数年だけかもしれない。

やがて列車は終点の小淵沢に到着した。
ここからは小海線だ。
小海線の列車は約一時間後なので、改札外の店で駅弁を購入。
この駅弁は、後の山登りで山頂へ着いたときに食べようと思う。



・小海線 [小淵沢~清里]
DSCF9105.jpg

小海線のワンマン気動車が小淵沢を発車した。
車両はキハ110系。個人的にはこの車両のデザインが意外と好きだ。
軽快な車体と高出力のエンジンを搭載した、次世代気動車の先駆的存在である。
車内は混んでおり座席を確保できなかったが、次降りる駅は数駅先なので問題ない。


DSCF9106.jpg

起点の小淵沢からまもないところで線路がグルっと180度カーブしており、
車窓右手にめくるめく景色が楽しめる。
その後は樹木林の中へ入り、速度も抑え目にゆっくりと進んでいく。



DSCF9107.jpg

やがて、列車は清里駅に到着した。
ここ清里はJRの中で2番目に高い駅となる。
小海線沿線の中でも観光地として人気があるらしく、ドッと半数以上の乗客が下車した。


DSCF9110.jpg

清里から次の野辺山までの区間には、JRとしての鉄道最高地点がある。標高は1375mだ。
野辺山からならレンタサイクルを借りて容易に行くこともできるのだが、
今回は、清里~野辺山間を徒歩で歩き通してしまうことにした



DSCF9113.jpg

清里駅前にはSLが静態保存されている。
D51等と比べると小ぶりなC56。高原路線の小海線にマッチする機関車だ。

さて、清里からはちょっとした登山をしたい。
登山をしたら、そのまま鉄道最高地点に行き野辺山へ向かうことになる。
天気はあいにく曇りであるが、まずは飯盛山の山頂目指して行ってみようか。

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