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日高本線の旅~苦行の南下

「北海道一人旅 4~5日目 (旭川~新冠~千歳~青森~新潟)」

[2013年4月4日]

北海道に入ってから早くも3日目になる。朝8時に起床し、早々に宿を出る。



1~3日目はギチギチに詰め込んだ行程だったので、今日は割と時間にゆとりをもたせたルートとした。
まず、旭川から函館本線と室蘭本線を経由して苫小牧へ行く。
そこからは盲腸線の日高本線に乗って新冠へ赴き、新冠から戻ったら急行はまなすへ乗って青森へと向かう。



・函館本線 旭川~岩見沢

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10時24分、岩見沢行きは定刻通り旭川駅を出発した。新たに高架化された区間からの眺望は素晴らしい。
車窓左側の雄大な景色を眺めながら、缶コーヒーを一気に飲み干し気合いを入れる。



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この区間は普通列車の本数が際立って少なく、ルートを決めるときに相当手こずった。
右周りで北海道を回る場合だと、あの「厚別ダッシュ」をしないと多大な時間を無駄にすることになる。
しかし、今回は左回りのルートにしたのでそれはやらずに済んだ。



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旭川を出て約2時間で岩見沢に到着した。
次の列車まで30分ぐらい時間があるので駅周りをぶらぶらすることに。この辺りは雪がまだかなり残っている。
道の脇には自分の背をはるかに超える雪の塊があって、今年の積雪が壮絶だったことを物語っている。



・室蘭本線 岩見沢~苫小牧



岩見沢からは室蘭本線に乗って苫小牧へ向かう。

最初は真っ白な風景だったのに、車窓を眺めているうち雪がみるみるうちに少なくなっていく
やがて雪もほとんど見られなくなった辺りで、列車は定刻通り苫小牧に到着。
次に乗る日高本線は7分後に発車するので、ここでのんびりしてる余裕はない。



・日高本線 苫小牧~新冠 [往復]

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14時22分発の静内行きは4両編成で苫小牧駅を発車した。
途中の鵡川駅で後ろの2両は切り離しされる。





これから新冠まで約1時間半の旅である。列車は荒涼とした原野の中を進んでいく。
車内はほとんどが学生で占められ、あとは観光客がまちまちでいるという感じだ。



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鵡川駅で車両が切り離された後も席はいっぱいだったので、無論新冠まで後ろでかぶりつくことにする。
次第に右手に太平洋が見えてくる。人家も少なくなってきた。
しかし、一昨日乗った花咲線のような最果て感や侘しさはない。いかにも北海道といったのどかな風景が続く。



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しばらくすると道路や人家は一切見当たらなくなり、列車は海岸すれすれをひた走っていく



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五能線に乗ったときもそうだったが、よくこんなところに線路を引いたなと思ってしまう。



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進行方向先の光景に唖然とする。
下調べはしていたが、ただ圧倒されるしかない。


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右側は絶壁、左手は海である。本当に電車でしかたどり着けない区間だ。



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真下に波が押し寄せる。



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海の真ん前にホームがある大狩部駅。ドラマのロケにも使われたらしい。



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雄大な景色に目を奪われながら、列車はあっという間に新冠駅へ到着した。
沿線には牧場があちこち広がっているが、残念ながら今回馬はあまり見ることができなかった。
これから約2時間の滞在時間がある。レンタサイクルを利用しようと思ったが、店は閉まっている
徒歩で何処か行けるところを探す。



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駅の裏から歩いてすぐのところに「レ・コード館」という建物があった。
レコードで町おこしをするという企画で建てられた施設で、約74万枚以上のレコードが収蔵されているらしい。
洋楽好きの自分としてこれはたまらない。
最高級のオーディオシステムを備えたリスニングブースがあると聞き、すぐに案内してもらう。
利用時間は17時までらしく、残り40分ぐらいしかなかったが幸せな時間を過ごすことができた。



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外に出ると日が少しずつ暮れ始めていた。
他にこれといって行く場所は思いつかないので、すぐ近くにある海へ向かう。
あとは、数十分後に来る列車を待つだけだ。



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人っ子一人いない海辺で、ただ日が沈むのを見る。
もう何から何まで広大な北海道の景色も、今回はこれで見納めとなる。
明日は青森から日本海沿いを南下し新潟へ向かうのだ。



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帰りの列車に乗り、20時過ぎに再び苫小牧に到着。
急行はまなすは数時間後に来るが、正直もうどこかに寄る気力はない
早く休みたいので千歳線で千歳に行き、より早くはまなすに乗ってしまうことに。



・千歳線 苫小牧~千歳



すっかり腹が減っていたので千歳駅前で牛丼を食べた。あとははまなすが来るのを待つのみ。
しばらくすると駅アナウンスが入り、乗車位置の案内が繰り返される。
それからまもなく、急行はまなすがほぼ定刻通りでやって来た。



・夜行急行はまなす 千歳~青森

行きは偶然にもカーペットが取れたが、帰りはドリームカーに乗る。
リクライニングが深くてすぐ眠れそうだ。
数時間眠った後、起きたときには既に青函トンネルを抜けていた。


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早朝5時半過ぎに、定刻通り列車は青森駅に到着した。
寝不足だし体の疲れがかなり溜まってきている。今回の旅に正念場があるとすれば、これからだ。
それにもう向かい側には、あの悪名高き701系が待ち構えているではないか。



[2013年4月5日]

・奥羽本線 青森~秋田
・羽越本線 秋田~新発田
・白新線 新発田~新潟



5日目は、ただひたすら日本海沿いを南下し新潟へ向かう。
前半は701系のロングシートに耐え抜かなければならない。
もう写真を撮る気力は残っていないし、ただ列車に揺られるのみである。
しばらくすると尻が痛くなってきたので、座席を立ったり座ったりを繰り返してその場を凌ぐ。



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酒田でやっと701系の洗礼から逃れ、ディーゼルカーに乗ってさらに羽越本線を南下する。
やがて右手に日本海が見える。日の当たりもいいので、頭がぼんやりしてきた。



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途中下車する余裕があったが、もう疲れきっていたのでこのまままっすぐ新潟に向かうことに。



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最後は115系に揺られ、夕方17時過ぎに新潟に到着した。眠くて、何か考える気力もない。
とりあえず駅前で適当に腹ごしらえをする。その後はすぐ宿へ直行。
明日の予定をあらかた確認したら、目覚ましをセットしぐっすりと眠り込んでしまった。

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2013/04/14 | 北海道一人旅


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