鈍行列車一人旅

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プレミアムドリーム号が行く

「山陰出雲一人旅 1日目 (舞浜~京都)」

[2015/9/2~3]

山陰本線。西の都京都から幡生を結ぶ、長大ローカル線である。
宮脇俊三氏が"偉大なるローカル線"と評した伝説の路線を、今回私は制覇することにした。

山陰本線の道のりはあまりにも長く、本数も少ないため鈍行で行こうとすると非常に手間がかかる。
でも昔から憧れてた路線だし、全線完乗計画を立てるのは必然のことだった。
京都から西の実質終点下関まで、約680kmの道のりを行こう!


・計画~導入


1933年に全通した山陰本線は日本最長の在来線で、起点から終点までの営業距離673.8kmを誇る。
本線とはいってもほぼ全ての区間が非電化+単線であり、実態は他のローカル線と同じ。
その果てしない長大さから、昔から全線を走りきる優等列車が一本も存在せず、
地域輸送の鈍行に至っては完全に運行系統が分断されている。

そんな繋がってないようで繋がってる長大路線山陰本線を、私は二泊三日に分けて制覇してみることにした。
夜行バスで早朝に京都入りし、一日目は起点から米子を目指す。途中鳥取で下車して砂丘を観光する予定だ。
二日目は山陰本線を進まずに木次線のトロッコに乗り、出雲大社を観光した後、松江で一泊。
そして三日目、松江から山陰本線をひたすら乗り継いで実質終点の下関へ向かう。

・一日目:京都→福知山→豊岡→城崎温泉→鳥取→米子
・二日目:米子→宍道→備後落合→宍道→出雲市
・三日目:松江→益田→長門市→小串→下関


下関まで乗り通したらすぐに博多へ移動し、福岡空港で飛行機に乗って帰路に着く。
鈍行と快速を10本以上乗り継いで行くのだが、これまでの旅ほど鬼畜じゃない。今までが鬼畜すぎたのだ。


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夜21時、私は京葉線に乗って舞浜までやってきた。
今夜出る夜行バスの起点は、舞浜駅から徒歩数分のところにあるディズニーランドのバスターミナルだ。
南口を出てディズニーランドの帰宅客に逆らいながら歩いていくと、あっという間に乗り場に着いた。

山陰本線の前に、まずは京都まで向かう夜行バスの旅程をグダグダ綴っていこう。



・プレミアムドリーム11号 [東京ディズニーランド~京都駅烏丸口]
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夜行列車ほぼ全廃状態となった今、長距離移動は専ら新幹線か飛行機に頼らざるを得なくなった。
新幹線は味気ないし、飛行機もまた然りだ。そこで今回は現地入り手段として夜行バスを利用することにした。
東京〜京都~大阪間の夜行バスは屈指の競合区間で、ありとあらゆる路線が運行されているが、
今回乗るのは王道のJRバス。JRブランドだから安心感があるし、夜行バス素人の私にはちょうどいいと思った。

JRバスの路線は長い歴史を持っていて、手厚いサービスと手頃な運賃で幅広い層に人気がある。
現在東京〜大阪間を走るJR夜行バスの種類は、4列シートの青春エコドリーム号と、3列シートのグランドリーム号
そして3列シートに加え豪華なプレミアム座席を備えたプレミアムドリーム号の3つがあるようだ。

21時15分発のプレミアムドリーム11号は、舞浜のバスターミナルを起点として、
東京と京都を経由し王寺駅へ向かう夜行バスだ。ディズニーランドから京都まで8時間の長旅である。
車両は二階建てのダブルデッカーバス。バスの中でも"クイーン"といえる存在だ。


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4列シートの夜行バスは鬼畜でしかないと噂で聞いていたので、今回は思い切って奮発。
プレミアムドリーム号に僅か数席しかない、プレミアムシートという人気座席がある。
空席照会を見たら、他の日は満席状態なのに私が乗る日だけ一席だけ残ってたので衝動買い。
なんせ8時間の長旅だ。こういうところで投資するのも一つの選択ではないだろうか。

プレミアムシートは、バスの一階に3席設けられているのみであった。
二階は全て3列のスーパーシートとなっている。プレミアムシートの座り心地は快適そのものだ。
夜行は眠れた試しがないが、この座席なら安眠できるだろう。テレビやコンセントもついていて至れり尽くせり。




21時25分、定刻から少し遅れてバスはディズニーランドを出た。
湾岸線をひた走り都心に入ると22時過ぎに東京へ着く。
東京でドッと乗客が増えた。今夜11号に乗る面子が揃ったわけだ。

東京を発車するとバスは東名高速道路に入り、ひた走りに走っていく。
やがて車内が消灯され、夜行のくたびれた雰囲気になってきた。
でも私の旅はまだまだこれからだ。


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「皆様お休みのところ失礼致します。バスは間もなく足柄サービスエリアへ到着致します」

東名高速を突っ走り、最初の休憩場となる足柄SAに着いたのは23時半だ。
足柄SAは御殿場に位置する。休憩時間中はSA内へ立ち寄れるが、
発車時刻は厳守なので気をつけたいところ。


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なんかエヴァ推しがすごい。

どうやら足柄はエヴァの聖地らしい。SAをまるごと使ったコラボ企画をやっていた。
どうせならこのままずっとエヴァでいいんじゃないかな。


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建物の中にエヴァ初号機の立像も置いてあった。
よく見ると、壁に描かれてるのが本部の面子になってるっていう徹底振りで、
普通にめっちゃNERV本部っぽい感じになってた。


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「活動限界まであと4分58秒50」

俺の"活動限界"はこれからだぜ。
一日中鈍行に乗るっていう他人には理解不能な頭のオカシイ所業をやりにいくのだ。


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もうちょっと探索したかったが、発車時刻に間に合わないとシャレにならないので、
初号機の立像を眺めた後はすぐにバスへ戻った。
定刻が来ると、プレミアムドリーム号は足柄SAを出発。
次の休憩PAまで再び4時間強の道のりとなる。

真っ暗闇の中を延々と走ってるうちに眠くなってきた。道のりは至って順調だ。
西日本に行くとトラブルに巻き込まれることが多く内心ヒヤヒヤしていたが、
プレミアムシートの心地よさもあって気付けば眠りに着いていた。




午前4時15分、バスは第二休憩場となる甲南PAに到着。残る道のりはあと一時間強。
なんだかんだ言ってあっという間である。PAの駐車場には大型トラックが並んでいる。
甲南PAを出て再び高速を走り、午前5時を過ぎたあたりで一般道へ入った。


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到着が近づくとアナウンスが入り、早朝5時半、定刻から早めに京都駅へ着いた。
出発前に印刷しておいたWEB乗車票を運転士に渡す。
夜行バスは手続きが面倒そうな印象だったが、実際は割とスムーズに出来た。


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京都からようやく山陰本線へ突入するが、その前に腹ごしらえしたくなった。

まだ早朝なので駅の店は何処もやってない。どうしようかと思ってると、
朝5時半から営業しているマックを八条口の外れに発見!
関西まできてマックなんて微妙だが、他に選択肢がないので縋るようにありついた。
他は何処も営業してないから人が多いのも納得できる。開けっ広げな関西人の活気を感じるぜ。

マクドを食べた後、列車の時刻が近づいてきたので山陰本線の乗り場へ向かった。


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京都駅32番線から、今回の山陰本線の旅は始まる。
通勤客でごった返す中をすり抜けていくと、最初に乗る列車が既に到着していた。
今日の天気は曇り時々雨。晴れが理想だが朝靄も旅っぽくて悪くはない。

前側に連結された福知山行き一番列車は、思った以上の混雑具合だ。
次回!長大ローカル線、山陰本線の果てしない道のりが幕を開ける!

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