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札幌市営地下鉄 3000形

[2013/5/22]

P1010336.jpg

僕の生まれ故郷の札幌には、ゴムタイヤ式地下鉄という珍しい運行方式の地下鉄があります。
幼少時代までは札幌に住んでいたので、家族と市の中心部へ出かけるときによく利用していました。
最寄りの南北線は開業から既に40年経っていて、地下鉄としてはかなり古くからある路線です。

札幌市営地下鉄南北線の車両は、現在の主力車両5000形の他に、
開業当時から活躍した2000形と後に延伸開業と合わせて登場した3000形があります。
増備目的で製造された形式で僅か5編成しか存在しませんでしたが、幼い頃は寧ろ2000形よりも乗ってた記憶があります。
そうして奇しくも自分の幼少時代を飾った3000形ですが、遂に2012年3月に引退となりました。


[2009年8月28日]

最後に家族揃って札幌に帰省したのは2009年の夏。
その帰省の最終日、僕は南北線を訪れ元々数少ない3000形を狙いにいきました。
ホームで待ち続けること数十分、結局主流の5000形しかやってこないので半ば諦めかけていたところ、
あの例の「緑色の乗車位置の放送」が流れ始めました。


P1010337.jpg


「次の一番ホーム、真駒内行きにお乗りの方は、緑色の乗車位置でお待ちください」


沿線に住んでいる方は間違いなく聞いたことがあるはず。
放送が流れると皆そそくさそうに立ち位置を変える、あの乗車位置の放送です。
確か5000形がデビューしたばかりの頃は「青色の乗車位置の放送」もありました。

数分後、待ちに待った3000形が入線してきました。
2000形・6000形に始まり、3000形は札幌市営地下鉄らしさを濃厚に残す最後の車両形式だったと思います。
あと昔の雰囲気が残るのは、東豊線の7000型初期車ぐらいでしょうか。



P1010338.jpg


当時既に東西線にはホームドアが設置されていたので、
そのうちすぐに南北線にもホームドアが設置されるだろうという予測がありました。
新型5000形とドア位置が異なる3000形は近いうちに淘汰されるだろうし、
3000形を拝めるのはこれで最後になるかもしれない、と。

それで思わず、真駒内駅で写真を撮りました。記録には記事上にアップした5枚しか残っていません。
結局この時を最後にして、3000形は見納めとなってしまいました。
もっと撮っとけばよかったと、今になって後悔しています。



P1010339.jpg

クラシカルな塗装、大型の車体、独特の連接構造、タイヤハウス、凝った柄の化粧板、
網棚のない車内、六角形の貫通路、冷房代わりの風鈴、各編成ごとに異なるブザーの音。
もう何から何まで個性の塊のような札幌の地下鉄車両ですが、これらの特徴は主に旧型車両においてのものです。
ただ、一部の意匠は新型車両の5000形や8000形にも受け継がれており、強烈な個性は今も相変わらず健在しています。




「札幌市交通局3000形 走行音」

3000形の面白いところは、他の車両と比べてモーターの音が桁違いに大きいことでした。
かなりの爆音で、幼い頃は3000形がやって来るとびくびくしていた記憶があります。
発車時の重低音と加速時の甲高い唸りが、僕は昔から好きでたまりませんでした。



P1010335.jpg

去年の3月に引退した3000形。引退セレモニーは大盛況だったらしい。
2008年に引退した東西線の6000形と比べ、3000形は非常に地味な存在でしたが、
意外に好きな人が多かったのかもしれませんね。

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2013/05/22 | 地下鉄/新交通


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