鈍行列車一人旅

よく電車とバスに乗って旅してます。鉄分多めの旅ネタが主。
鈍行列車一人旅 TOP  >  2014年05月

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初めての18切符旅へ

「屈辱の初18切符旅 (上野~新潟~青森~秋田)」

[2012/8/31]

18切符の旅は初めてだ。一泊二日で青森へ行き、五能線で白神山地を周遊する計画である。
青森で何処か観光しようと考えたが、東北の列車の少なさにまかれると何もすることができない。
例え幹線だろうと、秋田以北の列車の少なさや接続の悪さは事前に把握しておく必要があった。


・計画~導入


1日目は夜行列車「ムーンライトえちご」に乗って新潟へ。
早朝新潟に着いたら、18切符旅の定番ルートである日本海ルート(白新線~羽越本線~奥羽本線)を使ってひたすら北上。
夕方弘前へ到着したら一泊となる。
2日目は五能線に乗って、白神山地の見所の一つである十二湖へ。
十二湖を観光したら再び五能線に乗車し、秋田から寝台特急「あけぼの」に乗って帰路に着くというのが主な行程だ。

心底不安な気分のまま、夜22時に自宅を出て上野駅へ向かった。



・高崎線 [23時7分発新前橋行き]

実は、最初から「ムーンライトえちご」に乗るつもりはなかった。
新宿からムーンライトに乗ってしまうと、途中で日付を跨ぐため18切符が2枚必要となるためだ。
千葉からだと新宿まで行くのに少し時間がかかるし、ちょっともったいない。

そこで18切符の使用枚数を抑える裏技があるのだが、鍵となるのが日付変更時間だ。
まず通常運賃を支払い、上野からムーンライトの一つ先を行く普通列車(985M)に乗って高崎へ向かう。
高崎はムーンライトえちごが日付を跨いで最初に停車する駅だ。
つまり、高崎から乗車ならギリギリ日付を跨がず18切符1枚で済むのである。

上野からの場合、「23時7分発新前橋行き」がムーンライトの先行列車に該当する。




ということで、上野から北鴻巣までの切符を買い、新前橋行きの普通列車に乗り込む。
「何故北鴻巣までなのか?」というと、23時7分発の普通列車は北鴻巣寸前で日付を跨ぐため、
そこから先は18切符の使用区間に入るからだ。
高崎到着後は改札で北鴻巣までの切符と18切符を見せればいい
この方法は、東京側からムーンライトえちごに最も安く乗車する裏技である。

高崎まで2時間弱。もう旅は始まっているが、くたびれたロングシートに座ってるのはあまり心地よくない。
古参車両211系の車内は酒臭かった。



・ムーンライトえちご [高崎~新潟]

高崎に着いてしばらくすると、ホームに夜行列車「ムーンライトえちご」が入ってきた。
早速乗り込んで落ち着きたいところだが、まずは改札で切符に印を押してもらう必要がある。
考えることは皆同じなのか、僕と同じぐらいの学生がワラワラ印をもらいに来る。
この裏技は知れ渡ってるらしく駅員さんも手馴れた対応だった。

18切符に最初の印を入れてもらったところでホームで一服したのち列車に乗り込んだ。
混み入った中を辿り自分の座席を見つけるが、面倒なことに窓側の乗客に占領されている
二席まるごと使って熟睡している。そっと起こしてどいてもらうと気まずい空気が漂った。
高崎から乗る人なんて少数派だからこれはしょうがないか。




早朝5時前、ムーンライトえちごは新潟駅に到着する。列車を降りると慌しい雰囲気が漂う。
次乗る白新線の列車は5分後に発車してしまうからだ。
小走りで跨線橋を渡り村上行き快速列車に乗り込む。



・白新線/羽越本線 [新潟~村上]

ガラガラの車内。左手に朝日を見ながら田園地帯を突っ走る。
ようやく本格的に旅をしてる気分になってきた。
約40分後、列車は終点の村上へ。



・羽越本線 [村上~酒田]

村上からは気動車となり旅情を誘うが、その前に座席の確保が重要である。
3両編成のボックスシートなので混雑率が一気に上がるのだ。
列車を降りると我先にダッシュしていく人もいた。


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ここからは絶景続きで、列車は日本海の縁をひた走って行く。
ディーゼルエンジンをふかしながらのんびり進む様はローカルムード満点だ。

約2時間半後、ディーゼルカーは終点酒田に到着。酒田では1時間強の滞在時間がある。
駅前から数分のところにコンビニがあるので、そこで朝食にありついた。



・羽越本線 [酒田~秋田]

酒田からは再び電車である。それもオールロングシートの701系。
座席は新型車ならではの固いもので大体2時間ぐらいで尻が痛くなる。
車内は少しずつ空いてきた。



・奥羽本線 [秋田~大館]

秋田で約2時間休憩をとり再び鈍行に乗り込む。
ガラガラになってきたが、新潟からの乗客も少しだけ見かけた。
この区間もロングシートの701系。ただ車窓は完全にローカルである。


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約2時間後、列車は大館に到着する。
ここには名物駅弁があると聞いたので買って食べてみることに。
花善の「鶏めし弁当」850円也。駅開業時(1899)から販売している駅弁だそうだ。
柔らかい鶏肉が沢山入っている。シンプルに味付けされたご飯もまた上手い。


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大館は忠犬ハチ公の故郷だ。駅前には銅像があった。
渋谷のハチ公像は晩年の姿がモデルになってるらしいが、これは若い頃の姿のようだ。



・奥羽本線 [大館~弘前]

ここまでくると車内の雰囲気は完全にローカル一色になる。
途中で高校生がわんさか乗ってきたが、生粋の東北訛りで何を話してるのか全然わからない。
女子高生が「○○べさ」とか「○○だべ」とかで喋るのは、東京人にはちょっとした衝撃である。


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夕方16時37分、列車は定刻通り終点弘前に到着。
ムーンライトで一睡もできなかったため眠くてしょうがない。
宿近くにあった弘前城を見学した後、そのまま宿に直行した。


[2012/9/1]

翌日、起床した自分は目覚ましをセットし忘れていたのに気付いた。
時刻は午前10時過ぎ。乗るはずだった五能線の列車(9時32分発)が行ってしまったのである。
これからどうしようかと思ったが、まだ奥の手があった。

五能線を走る「リゾートしらかみ」は、観光向けに運行されている臨時快速である。
この列車は指定席券を買うだけで乗車でき、18切符でも乗ることが可能だ。
弘前でのブランクが多くなってしまうがもうこれ以外に選択肢はない。
みどりの窓口で14時35分発のしらかみ4号の指定席券を購入した。



・リゾートしらかみ4号 [弘前~十二湖]

豪華列車「リゾートしらかみ」が、定刻通り弘前駅を発車した。
3両編成で、中間車両は個室形ボックス席、車端部には展望ラウンジが設置されている。
座席のシートピッチは足を目一杯伸ばせるほど余裕があり、510円足して乗れるものとは思えない
車内はほぼ満席。シーズン時は指定席を取るのさえ困難な人気列車だ。


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鳴沢を出ると海沿いの絶景車窓に差しかかる。
ここから約3時間、列車はずっと日本海すれすれを走っていくのだ。


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しらかみ専用車は窓が大きく、怒涛の車窓を心行くまで味わうことができる。
観光列車なので景勝地に近づくとその都度案内が流れた。
厳しい日本海の景色は圧巻の一言だ。

弘前から2時間半後、列車は十二湖駅に到着。
もう夕方なので行く所は限られてるが、せめて青池だけでも見に行こうと思う。



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駅前からバスに乗り、原生林の中を歩いて「青池」に到着。
既に17時を過ぎており人っ子一人いない。
手を当てて拝むと、池の中から何か出てきそうである。


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よく見ると、本当に"青い"池だった。
何故こんな青色になったかは科学者にも解明されていないという。
まさに神秘の池だ。


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誰もいない原生林の道を歩く。
その後は最終バスの時間が来たので、急いでバス停に向かい十二湖駅へ戻った。



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18時半前、最終バスは十二湖駅前に着く。
名物(?)のバス運転手が言ってた通り、夕日が綺麗だ。
夕日を眺めるうち、18時44分発のしらかみ6号がやってきたので乗り込んだ。



・リゾートしらかみ6号 [十二湖~秋田]


夜20時38分、しらかみ6号は終点秋田に到着する。
ここからあとは青森から来る寝台特急「あけぼの」に乗って帰るだけだ。
駅前にラーメン屋があったので入店。夕飯にありついた後、ホームであけぼのが来るのを待った。



・あけぼの [秋田~上野]
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小さい頃憧れていた寝台特急に今回初めて乗車する。
"ゴロンとシート"の車両は人気があるらしく、中に入ると満席であった。

たまにガクっと大きな揺れがあり、ウトウトしてる間に東京へ近づく。
やがて朝6時58分、寝台特急あけぼのは終点上野へ到着した。
上野からは常磐線に乗って帰路へ着く。


「青池」以外、特に何処へも行けなかった今回の鈍行旅はどちらかというと失敗だった。
中途半端な行程に終わったし列車待ち時間のブランクがあまりにも多すぎた。
五能線の普通列車に乗れなかったのが敗因だが、五能線の車窓は素晴らしいので、
いつかまた鈍行で挑戦したいと思う。
初18切符にして屈辱を味わった僕は、帰りのあけぼのの車内で早くも次の18切符旅を計画したのだった。

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2014/05/05 | 鈍行旅2012

東海道本線を行く

「雪辱の鈍行旅 1/3 (東京~京都~大阪~姫路)」

[2012/9/8]

1年半前、初18切符旅で失敗を喫した自分はリベンジの計画を立てた。

それで、今回2回目となる18切符の旅。
時刻表も持たずに家を飛び出してしまった前回と比べ、今回は準備万端だ。
時刻表に色々書き殴って乗車する列車を絞り、途中下車駅や宿を全て決めた。
あとは時間に合わせて列車を乗り継いでいけば旅は成功するはずである。

今回の旅の最終目的地は宮島の厳島神社とした。
二泊三日で、東京から東海道・山陽本線を一直線に辿っていく行程である。


・計画~導入


1日目は東京から東海道本線を西へ進み大阪へ向かう。途中下車は京都のみ。
2日目は山陽本線に入り、姫路・倉敷・福山に立ち寄った後、広島で一泊。
3日目はJR西日本の連絡船に乗って宮島へ。その後は高松に向かい、寝台特急サンライズに乗って帰路に着く予定だ。

早朝6時に家を出て、まずは旅の出発点となる東京駅に向かった。



・東海道本線 [7時24分発伊東行き]

気分的な問題だが旅の初列車は特別な列車にしたい。
それで思いついたのが、東京を7時24分に発つ普通列車伊東行きであった(2013年3月に消滅)。
通称"521M"。「普通」ではあるが特急車両185系が使用される。一日一本のみの貴重な列車だ。

非常に特別な位置づけの列車で、ホームには「7時24分発伊東行き」の注意書きもある。
特急車でドアが少ない上に通勤真っ只中を行くので混雑が激しく、地元では不評なんだとか。


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列車は混雑していたが東京を離れるうち座席が空く。熱海近くで海沿いを走り左手に絶景が広がる。
上品な女性車掌に心地良いクロスシート。とても普通列車とは思えない体裁だ。

東京から約2時間で熱海に到着。ここからJR東海区間へ入る。



・東海道本線 [静岡~名古屋地区]

熱海から豊橋までの3時間強、鈍行旅行者にとっては最も辛い区間だ。
短編成の各駅停車のみなので混雑し常に立ち客が出る。
座席も全てロングシートなので弁当を食べるわけにもいかない。
さっきの「7時24分発伊東行き」と比べると天と地の差である。

豊橋から名古屋地区に入るが、ここからは快速列車が充実している。
車両も転換クロスシートでとても快適だ。



・東海道本線 [琵琶湖線区]

米原でJR西日本管轄になり雰囲気がガラッと変わる。
最高速130kmの新快速に乗車。ずっと乗り通してきたので休憩も兼ね京都で一旦下車した。


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コーヒーが好きなので老舗喫茶イノダコーヒー本店へ。
京都駅から地下鉄鳥丸線に乗って数駅のところにあった。
コーヒーに加え、勢い乗って1700円のビーフカツサンドを注文。
値段はびっくりするほど高いが、とろけるように美味しかった。



・東海道本線 [京都線区]

日暮れを突き進む新快速。京都から約30分で大阪へ到着する。
今日は大阪で一泊するが、せっかくだし地下鉄に乗って道頓堀へ向かった。




道頓堀は地下鉄御堂筋線のなんば駅からすぐのところにある。


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初めて来た道頓堀。グリコのネオン看板を訪れ、近くの店で大坂うどんを食べた。
しかし関西人は喋る喋る。言葉のまくし立て方が東京人と違うのだ。
周りは生粋の関西弁で話してるので、少し寂しくもなる。


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その後は宿で一泊し、起床後再び道頓堀を小一時間ほどブラブラした。
道頓堀というとこの景色だ。


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道頓堀の最寄駅なんばから、地下鉄御堂筋線に乗って大阪駅へ向かう。
欧米の地下鉄を髣髴とさせるアーチ天井にびっくり。
日本にもこんな構造の地下駅があったのか。



・東海道/山陽本線 [神戸線区]
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大阪から東海道本線に乗って西へ進んで行く。
新快速の姫路行きに乗車。神戸からやっと山陽本線に入る。
姫路では約50分の滞在時間があるので、時間を目一杯使って姫路城を見学することに。


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駅から徒歩10分で行ける姫路城は残念ながら改装工事中だった。
敷地内は予想以上に広く、城の中は迷路のように入り組んでいるという。

次の列車の時間が来たので急いで駅へ戻り、普通列車を乗り継いで今度は倉敷へ向かった。

2014/05/15 | 鈍行旅2012

山陽本線を辿って

「雪辱の鈍行旅 2/3 (姫路~倉敷~福山~広島)」

[2012/9/9]

鈍行旅リターンマッチは順調な道のりを辿る。天気が良好なので列車の遅れもない。
東京から東海道本線を乗り通し、1日目は大坂で一泊となった。



2日目は山陽本線を辿って行くが、滅多に来れないところなので途中下車の時間を沢山設けた。
姫路に続いて倉敷と福山に立ち寄るが、訪れるのは今回が初めてだ。



・山陽本線 [姫路~倉敷]

姫路から約2時間で倉敷に到着。
今回は観光スポットの美観地区に絞って見学することに。

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かつて物資輸送の拠点として栄えた倉敷。
美観地区は江戸~明治時代の町並みが今もそのまま残されている。


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千葉にある水郷佐原と風情は似ているが、こちらの方が規模が大きいようだ。
表通り沿いに商店が立ち並び観光客で賑わっている。


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路地に入ると、独特の白壁となまこ壁が貼られた蔵に囲まれる。


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モノクロにすると何時の時代だかわからなくなる街並みだ。
ぶらつくうちに時間が結構過ぎてしまったので、キリのいいところで駅へ戻った。



・山陽本線 [倉敷~福山]

倉敷から僅か40分で福山へ着く。
もう夕方なので行く所は限られてるが、とりあえず路線バスに乗って鞆の浦へ。

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鞆の浦は「崖の上のポニョ」の舞台モデルとなったことで有名らしい。
奥ゆかしい瀬戸内海とノスタルジックな街並みがいい感じだ。


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バス停隣接の観光センターでマップをもらい、日が沈むまで町中を回ってみることに。


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鞆の浦のシンボルとされる「燈籠塔(とうろどう)」
江戸時代末期に建てられた灯台で、港の常夜燈としては日本一大きいのだそうだ。


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ここがポニョとそうすけが出会った場所(マップにそう書いてある)らしい。
暗くなってきてしまったのが残念。倉敷で時間を使いすぎたか、、、


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港で猫が二匹、僕の目の前でじゃれ合っていた。
しばらくすると二匹揃って海岸の方へ去っていった。



・山陽本線 [福山~広島]
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すっかり日が暮れたのでバスに乗って福山駅へ帰還。
福山から広島へは普通列車で約2時間かかる。

ガラガラの車内。真っ暗闇を突き進み、夜23時に2日目の終着駅広島へ到着した。
駅前に美味そうなお好み焼き屋があったので、そこで腹ごしらえ。
腹いっぱいになった後は広電に乗って宿の最寄り駅へ移動。
繁華街の宿に入り、明日最終日に備えて早めに就寝した。

2014/05/15 | 鈍行旅2012

原爆ドーム/厳島神社観光

「雪辱の鈍行旅 3/3 (広島~宮島~高松~東京)」

[2012/9/9]

東京から鈍行を乗り継ぎ二日かけて広島へやってきたが、最終日は厳島神社を観光したいと思う。



宮島は宮島連絡船で行くことができるが、
この連絡船はJR(元国鉄)が運営してるので18切符でも乗船することができる
日本に唯一現存する鉄道連絡船。片道10分のみだが、鉄道切符で船に乗れるのは不思議な気分だ。

宮島行く前に絶対立ち寄りたいところがあった。
広島の世界遺産「原爆ドーム」である。



・広島電鉄
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宿の最寄り駅から広電に乗り原爆ドーム前で降車する。
電停のそばには公園が設けられていて、園内に原爆ドームがあった。


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剥き出しの巨大な鉄骨は実際に眼にすると圧倒されるのみだ。
やっぱり教科書で見る印象とは違うし、色々考えされられた。


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原爆ドーム前から再び広電に乗りJRと接続する西広島へ向かう。
広電の電車はバラエティ豊かで、古いものもあれば最新の超低床車もあるようだ。


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西広島でJRに乗り換えてもよかったが、せっかくだしこのまま広電に乗って宮島口に行くことに。
運賃もJRより安い。さすが日本一の路面電車の町というだけある。



・宮島連絡船

宮島口へ着くと真ん前に連絡船の乗り場があった。
18切符を提示し早速乗り込む。しばらくすると船は宮島向けて出航した。

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日本有数の景勝地というだけあって、島の方は人でごった返している。
途中で撮影スポットの案内がされると、我先に外国人が殺到。
そのまま騒がしい雰囲気のまま、船は宮島へ到着した。


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今は引き潮らしく、境内は自由自在に行き来できるようだ。
一般的なイメージは満潮の風景だがこれはこれで面白い。


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大鳥居の寸前まで近づけるみたいだが、鳥居下は残念ながら水が引いていない。
ズボンをまくって鳥居を触りに行く猛者もいた。


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境内ではちょうど結婚式が行われていた。
挙式料は10万円と意外(?)にリーズナブルである。


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喧騒とした表を出て山の中の小道を散策。
人影はまばらで道中で鹿が優雅にくつろいでいた。

主要箇所を回った後は連絡船に乗って宮島口へ戻り、人気穴子飯店「うえの」に入店。
想像以上に混雑していて一時間ぐらい待った後ようやく席へ案内される。


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腹が減りきってたのか半分ほど食べてしまったが、これが名物あなごめし。
プリプリの穴子だけでなく、炊き込みのご飯がまた上手い!
これは長時間待ってでも食べる価値があると思った。



・山陽本線/瀬戸大橋線 [宮島口~岡山~高松]


宮島口からはひたすら帰路を行くことになる。
まず山陽本線を乗り継いで岡山へ向かい、岡山から瀬戸大橋線に乗って高松へ。
そして高松で寝台特急サンライズ瀬戸に乗車し、東京まで一本道で帰る行程だ。

瀬戸大橋上で日が暮れ、真っ暗になったところで列車は終点高松に到着する。
琴電に乗って数駅隣で降り、美味そうな手打ちうどんの店に入った。


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カレーうどんが絶品ときいたので、早速注文。見るからに美味そうである。
量もがっつりあり、食べきるとすっかりお腹一杯になってしまった。



・サンライズ瀬戸 [高知~東京]
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琴電に乗って高松駅へ戻るとサンライズ瀬戸がホームで待機していた。
これに乗れば今回の18切符旅は無事終了となる。

ノビノビ座席の車両に乗り込むとゴロ寝できるスペースが端から端まであった。
上段・下段と分かれていて、それぞれ頭の方には窓がついている。
乗客は自分を除いてまだ誰もいなかった。

夜21時26分、寝台特急サンライズ瀬戸は高松駅を出発する。
すっかり疲れていたので、瀬戸大橋を渡るあたりでぐっすり眠り込んでしまった。


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早朝目が覚めると、列車は相模湾沿いをひた走っていた。
眠る前まで乗客は数人だけだったが、今はほぼ満席になっている。
客車ではなく寝台電車なので、揺れに一度も起こされることがなく快適だった。

朝7時8分、サンライズ瀬戸・出雲は定刻通り東京に到着。
ホーム向かい側には、旅の初めに乗った「7時24分発伊東行き」の姿があった。
こうして、今回の鈍行旅は何の狂いなく成功。終始天候が良くトラブルに会わなかったのがよかった。


今思えば、後に計画する北海道旅や西日本旅は、この旅で得た経験が元になっていることに気付いた。
また自分が鈍行旅に没頭するきっかけとなったのも、やっぱり2012年の18切符旅からだったと思う。
(完結)
2014/05/15 | 鈍行旅2012

地下鉄博物館見学

[2014/4/1]

以前から興味があった地下鉄博物館に行ってみました。
東京メトロの関連公益法人メトロ文化財団が運営する地下鉄専門の博物館。
愛称は「ちかはく」。入館料は大人210円・子供100円と思った以上に安い。

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ちかはくは東京メトロ東西線の葛西駅高架下にあります。
入場口はメトロで実際に使われていた自動改札機が使用されている。
入場切符を改札に通して、いざ館内へ。


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中に入ってすぐの所で構えていたのは、かつての銀座線と丸の内線の主力車両。
東京地下鉄道1000形と営団300形。どちらも第1号車が展示されています


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最近銀座線でデビューした新型車両1000系は、この旧1000形がモデルになっています。
外見だけだと木製に見えますが、地下での火災対策のため全鋼鉄製。
これは意外。てっきり木製車だと思ってました。


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旧1000形の車内。鋼鉄製ですが、内装は木目印刷が施されています
木製電車が主流だった時代、当時の乗客の目に違和感を与えないための配慮らしい。


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続いて昔の丸の内線の主力車300形。
真っ赤な車体に波形の装飾がついた白帯が巻かれてます。


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300形の車内。ピンク色の内装壁がなかなか新鮮です。


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シールドトンネル断面の実物展示。
昔ながらの開削工法と違って断面が丸いです。


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そして、シールドトンネルを掘るカッターディスクもありました。
実際に副都心線を掘るのに使用された本物がそのまま展示されてます。


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銀座線の前身である、東京高速鉄道100形電車のカットモデル。
こちらは運転台が開放されており、マスコンでモーターを動かすことができるようです。
何よりびっくりしたのは、台車のモーターが本物の吊り掛けだったこと。
「グオオオォォー!」と野太い吊り掛け音が館内に響き渡ります。


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館内奥には大きなジオラマセットがありました。
子供の頃、秋葉原の交通博物館でかぶりついていたのを思い出す。


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横から見た、副都心線のトンネル断面図。
普段、渋谷~新宿三丁目間をよく利用しますが、新宿付近はかなり入り組んでますね。


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一通り展示物を見終わった後、再び東西線に乗って帰路に着きました。
館内は1時間位で回れてしまいますが、入館料210円とは思えない充実した内容に満足。
あと、やっぱり子供連れが多かった。でも、鉄好きなら誰でも楽しめるところだと思います。

2014/05/27 | 沿線施設


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