鈍行列車一人旅

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真岡鉄道のSL

[2013/5/12]

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僕は幼い頃から既に鉄道好きだったみたいで、休日になると線路脇や博物館など色々連れて行ってもらってました。
それでとある休日に、祖父と当時復活したばかりの「SLもおか」に乗りに行く予定を立てたらしいです。
しかし父が言うには、乗車する日直前になって自分が風邪を引いてしまったため、
やむなく祖父と祖母だけで乗りに行ったとのこと。



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物心ついてなかった頃なので全くもって記憶にありませんが、もう20年近く経つのか、
その当時祖父と乗るはずだった「SLもおか」の勇姿を見に、僕は遠くから車を走らせ下館駅へとやって来ました。



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今回はSLには乗車せず、遠くから走行風景を撮ってみます。
非電化路線で架線がないので、写真は全く素人の自分でもいい感じに撮れるんじゃないかと思いました。
一眼レフは持ってないし、いつも愛用のパナソニックのデジカメ(LX2)を使います。


起点の下館駅から少し線路を下ります。撮影ポイントについては、簡単にどこに何があるか調べた程度。
適当な場所で路肩に車を止め「ここだな」とピンときた場所でカメラを構え、SLがやって来るのを待ちます。



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遠くから汽笛の音が聞こえ、やがて間もないうちにSLがゆっくりとした足取りでやって来ました。



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のどかな田園の中を走り抜けていきます。



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デジカメで接写するのは難しいですね。



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5月の新緑の中をひた走るSLの姿は、ただ眺めているだけで気持ちがいいです。



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久下田駅を発車。



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優雅な触れ込みのJRと比べて、何の変哲もない素朴な感じがいいですね。



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下館に戻ったSLもおかは、ディーゼル機関車に引っ張られ真岡の車庫に帰っていきました。



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初めて来たのに、何か懐かしくてしょうがありませんでした。
幼い頃、こうして線路際でよく電車を眺めていたのを思い出します。
天気は終始穏やかで、田んぼの水面に映る青空と列車の姿が美しかったです。

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わたらせ渓谷鉄道を辿る

「トロッコ列車から見る渡良瀬川の絶景」

[2013/8/20]

今回は、以前からずっと気になっていたわたらせ渓谷鉄道に乗車する。
群馬の桐生から、山深く渓谷の中を走る風光明媚な路線だ。
元々は国鉄足尾線で足尾銅山の貨物輸送が主だったが、
後に平成になると利用者の減少もあって第三セクターに転換され観光路線となっている。


・わたらせ渓谷鉄道 [相老~間藤]
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北千住から東武特急「りょうもう」に乗って、わたらせ渓谷鉄道の接続駅である相老駅で降りた。
ここからわたらせ渓谷鉄道に乗って、終点の間藤駅へ向かう。


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普通列車は1~2両編成の気動車で運行されている。
車両番号が変わっていて、「わ89-314形」というように先頭に「わ」とついているのが興味深い。
車体は銅(あかがね)色という、阪急電車のようなマルーン一色で塗りたくられている。


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せっかくなので、今回はわ鉄の目玉でもあるトロッコ列車に乗車。
ディーゼル機関車牽引の客車もあるが、今日は走ってないのでもう一方の「トロッコわっしー号」に乗る。
昨年デビューしたばかりの自走式トロッコ気動車だ。
配色が何かラテンっぽいなと思っていたら、車体デザインは地元のラテンミュージシャンが担当したと聞いて納得。


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2両編成になっていて、普通のボックスシートの車両とトロッコの車両が連結されている。


空はどんよりと曇っていて今にも雨が降り出しそうだが、むしろ雨の方が映えそうな景色だし問題ない。
ガラガラガラとエンジン音をふかしながら、僅かな乗客を乗せてトロッコわっしー号は発車した。


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乗客は、意外にも僕と同世代ぐらいの若い女性の方が多い。
途中で団体客も乗ってきて車内は少し賑やかになった。


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大間々駅を出ると、列車は本格的な渓谷の中へと入っていく。


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トロッコ列車に乗るのは初めてだが、やっぱり開放的で気持ちがいい。
健康的だし、ガンガンに冷房をかけるより断然こっちの方が好きだ。


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少し雨が降り出し始めた。
終点までずっと渡良瀬川に沿って進んでいくが、神戸駅までは車窓右側に風光明媚な景色が広がる。


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途中線路のすぐ脇に滝や歴史的建造物があったりして、その都度徐行しながら観光案内がされる。


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沿線有数の観光拠点である神戸駅を過ぎると、列車は全長5.2kmの草木トンネルに入る。
トンネル通過中はイルミネーション点灯が行われるが、トンネル走行中はかなりの轟音になる。
途中で耐え切れなくなったのか、二組のカップルが普通車両の方に退散していった。


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約10分かけて草木トンネルを抜けると列車はすぐ橋梁を渡り、再びトンネルへと入っていく。


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神戸から2つトンネルを抜けて、沢入駅に到着。
ホームにある木造の待合室が素晴らしい。昭和4年建築だから相当な年代物だ。


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沢入駅を出発すると、列車はわ鉄一番のハイライトといわれる絶景区間に突入する。
この区間は人家も一切なく、車窓左側に正に渓谷といった景色が見渡せる。


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沿線には色鮮やかな花が沢山見られる。
桜の時期や紅葉が一番の見所らしいが、混雑するし旅情はなくなってしまうだろう。


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終点近くになると、鉱山住宅の脇を通り抜けていく。


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足尾銅山観光の拠点である通洞駅を過ぎ、列車は終点一つ手前の足尾駅に到着。
大正元年開業からある木造駅舎と未だに全くかさ上げされてないホームが、旧時代の風景そのまんまという感じ。
ここまで昔ながらの雰囲気が残っていると、それだけで何かすごいと思う。


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足尾駅から間藤駅の間は短く、徒歩でも簡単に行ける距離である。
駅構内の側線には、キハ30形・キハ35形が保存されていた。


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やがて相老から1時間20分で、列車は終点の間藤に到着した。
間藤から先も線路は続いており、辿っていくと足尾本山という貨物駅に辿りつく。
この区間は廃止ではなく未だに休止扱い。これはあくまでも撤去予算削減によるものらしく実質的には廃線となっている。

ここ間藤駅は、紀行文作家の宮脇俊三さんが国鉄全線完乗を果たした駅として有名だ。
文学界で鉄道紀行というジャンルを確立し、今では乗り鉄の神様といわれている人である。


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駅ノートには、各人の先生に対する熱いメッセージがびっしりと刻まれていた。
僕も興味があって、これから宮脇先生の諸作品を読んでいこうと思っている。


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間藤駅から、今度は貨物の足尾本山駅までの廃線区間を辿っていく。
線路内には立ち入りできないが、トンネルや信号機などがそのまま残っているので見渡すだけでも何か発見があるだろう。
見所の一つである足尾本山駅構内の精錬所跡は、残念ながら数年前に遺構のほとんどが撤去されてしまったらしく、
今はあまり面白みがないかもしれない。
ただ一度は行ってみたい場所だし、とりあえず見れればそれでよしと割り切る。


まずは駅前の県道を歩き、貨物の廃線跡に沿って足尾本山駅に向かった。


わたらせ渓谷鉄道は車窓が素晴らしいが、それ以上に趣ある駅舎やホームがよかった。
大正~昭和初期に造られた建造物の多くがそのままの姿で残っていて、
沿線にある計38の施設が国の登録有形文化財に指定されているらしい。
個人的には、足尾駅の景観が一番印象に残った。
(完結)

ときわ路パスの旅

「お得なフリー切符で茨城周遊」

[2014/4/5]

春休みとはいっても金欠学生はバイト一択の日々だが、それだけじゃつまらないので一日だけ鉄旅しに行こうと思った次第。
ということで、今日はついつい見過ごしがちな茨城の鉄道を乗り鉄しようと思う。使用切符は「ときわ路パス」
春季と秋季の土日祝日に利用できるフリー切符で、茨城県内のほぼ全ての鉄道路線が乗り放題となる。



ときわ路パスはフリー区間に行かないと購入できないので、まずは最寄りの北小金から取手に向かう。
取手からは常磐線の中距離電車に乗って北上。勝田でひたちなか海浜鉄道に乗り往復で完乗する。
その後は水戸へ移動。水戸からは鹿島臨海鉄道に乗車し、茨城沿岸を南下していく。
同線を完乗したら鹿島線と成田線を使って帰路へ、というのが今日の主な行程である。



・常磐線 [取手~勝田]
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取手で一旦改札を出てときわ路パスを買い、再び常磐線に乗って勝田へ向かう。
土浦での乗換えで"歌う電車"E501系に遭遇。高校の頃お世話になった列車だ。
ドレミファインバーターは、残念ながら取り替えられてしまっている。
あの独特の音階をもう一度聴きたい。


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今見ごろの桜がささやかな鈍行旅の車窓を盛り上げる。
列車は思った以上に速いスピードで突っ走り、約一時間半で勝田に到着した。



・ひたちなか海浜鉄道湊線 [勝田~阿字ヶ浦]
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常磐線勝田駅ホームの端に、とってつけたようにあった湊線のホーム。
停まっているのはキハ2004。元は北海道の留萠鉄道で走ってた車両だ。
他ではあまり見かけない国鉄準急色の塗装が施されている。


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床は板張りで、内装も昔のまま。冷房も一切ついてない。
昭和41年(1966)製造なので、もう既に50年近く走ってる骨董品だ。
嘘みたいに古ぼけたエンジン音を唸らせ、湊線の単行気動車は定刻通り発車した。


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住宅地を抜け長閑な田園の中を走っていく。
飾り気のなさが旅情を誘うが、片道僅か30分の旅である。
車内は割りと混雑しており、地元住民の方々と鉄道ファンが半々という感じだ。


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拠点の那珂湊駅の構内には車両基地がある。
国鉄急行色、国鉄標準色と、色とりどりの気動車が立ち並ぶ。


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殿山駅には昔ながらの電鈴が残っていた。



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やがて列車は、終点の阿字ヶ浦に到着した。
構内脇には蒸気機関車時代の給水塔が残っている。
駅は静かな一角にあり、駅前は広々としていて気持ちよい。


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折り返しの列車は20分後だ。
徒歩5分のところに海があるので行ってみることに。


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穏やかな太平洋を眺める。海水浴場にしてはとても綺麗な所だ。
夏は海水浴で賑わうらしいが、今は人っ子一人いない。




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その後は折り返しの列車に乗り勝田へ戻った。

勝田から常磐線で一駅となりの水戸へ移動。
ここから今度は鹿島臨海鉄道に乗車する。




・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 [水戸~鹿島神宮]
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鹿島臨海鉄道の赤い気動車が起点の水戸駅を発車した。
日本で唯一の縦型直噴エンジンを装備した鹿島線の6000形。
ガラガラガラと爆音を唸らせ、尻が痒くなるほどに車体を震わせて走る。


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水戸からしばらくは高架の上をひた走っていく。
少し雲が多くなってきた。


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観光拠点の大洗を過ぎ、新鉾田で3分間停車。ここから北浦の脇をかすめるように走る。
北浦湖畔からは太平洋に少し近づくが、車窓で海を見ることはできないらしい。


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大洗から車内はガラガラだ。
線路は意外と起伏の多いところを突き抜けて行く。

終点少し手前に、「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」という駅があった。
平仮名にすると「ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまええき」
読み仮名が22文字もあるこの駅は、日本一長い駅名として知られてるらしい。



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やがて一時間強で、列車はJR鹿島線と接続する鹿島神宮に到着。
高架や切通しが多く車窓の移り変わりは早いが、手堅い鈍行感も味わえるのが面白かった。

JR鹿島線の列車が来るのは約一時間後だ。
せっかくだし、駅から徒歩10分で行ける鹿島神宮を立ち寄ってみようと思う。



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関東最古の神社といわれる鹿島神宮。
寛永11年(1634年)に造営された朱色の楼門をくぐる。


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参道を歩き、パワースポットとして人気を集めている御手洗池へ。
古くから禊の場とされている場所で、神秘的な雰囲気に圧倒された。



・鹿島線 [鹿島神宮~佐原]
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日も暮れかけて、駅へ戻ると鹿島線の列車がやってきた。
この列車で茨城を出るので、ここから先は普通運賃を支払って進む。
房総仕様の209系は先頭車にクロスシートが設けられてるのがありがたい。


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長い長い北浦橋梁(約1.2km)を渡っていく。
続いて常陸利根川・利根川と渡り茨城を出たところで日が暮れた。
佐原からは成田線を乗り継いで無事帰路へ着く。


鈍行というよりはディーゼル三昧の一日だった。
ときわ路パスは、今年から真岡鉄道や関鉄竜ヶ崎線も利用区間に追加されたらしく、
SL急行券があれば真岡のSLにも乗ることができるようになったという。
ただ、今回自分が計画したのは何の華やかさの欠片もない鈍行の旅であった。
(完結)

北総線から「空」の世界へ

「スカイアクセスと成田空港」

[2014/7/8]

北総線は、東京の高砂から千葉の下総台地を西から東へ横切る通勤路線だ。
京成グループに属する北総鉄道によって運営されている(以前の社名は「北総開発鉄道」だった)。
今回はこの北総線に乗車し、新たに購入したデジカメのテストも兼ねて成田空港へ行ってみることにした。



北総線は千葉ニュータウン開発とともに建設された路線だが、
あらゆる事情(バブル崩壊・少子化など)が重なり、ニュータウンの人口は思うように増えなかった
当初の鉄道会社の目論見(34万人)を遥か下回り、結果的には約4分の1(9万人)に留まってしまったのである。

この千葉ニュータウン開発の失敗によって、北総線も同じように衰退の一途を辿る。
昔は新幹線(成田新幹線)や別の高速鉄道を走らせる計画もあったらしく、
新鎌ヶ谷以東で見られる広大な用地はその名残である。

また、北総線には昔から様々な鉄道会社(京急・京成・都営)の列車が直通で乗り入れており、
数社の路線を跨いで相互直通運転が行われている。
この相互直通区間において、北総鉄道が所有する区間は京成と接続する京成高砂から小室までであり、
小室から印旛日本医大までは第三種鉄道事業者の千葉ニュータウン鉄道が保有している(運行は北総鉄道が行う)。
印旛日本医大から先も線路は続いてるが、そこから先は京成管轄の成田スカイアクセス線だ。




この数社の相互直通区間を全て継ぎ足すことで、「羽田~成田」を繋ぐ空港連絡路線ができあがる。
羽田空港から、京急~都営浅草線~京成~北総線~スカイアクセス線を経て成田空港までを実質的に結び、
一大ルートを形成しているのだ。パッと見ると一本道のように見えるが、あらゆる方向に向かう列車が入り混じるため、
運行形態は非常に複雑怪奇となっている。この区間に初めて乗車する人は、列車の多彩な行き先表示に戸惑うこと必至だろう。

これだけ多彩な鉄道会社が直通で運行しているだけに、北総線に乗り入れる車両もまた多彩だ。
北総鉄道の自社車両の他、千葉ニュータウン鉄道の車両、加えて高砂から先の押上で接続する都営浅草線の車両や、
浅草線の泉岳寺から羽田空港方面に接続する京急の車両までもが乗り入れている(昔は新京成電鉄も乗り入れていた!)。
このように、北総線を含めた「羽田~成田」の一大ルートは、鉄道ファンにとって垂涎ものの場所となっているのである。


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「千葉ニュータウン鉄道の名物車両"C-Flyer"」

少し前までひなびていた北総線は今、空港と空港を結ぶ重要ルートの一部として機能している。
2010年に成田スカイアクセスが開業してから、北総線は全ての区間において成田スカイアクセスと共用になった。
現在はスカイアクセス専用の特急も乗り入れ、北総線は空港連絡路線の一部として重要な役割を担っている。
この成田スカイアクセス線の開業によって、北総鉄道が莫大に抱える借金は少しずつ返済されているという。
北総線の常識外れに高い運賃はよく知られているが、やがて何時かは安くなる日がくるのかもしれない。


何か前置きがすごい濃厚になってしまったが(北総線の魅力を説明するのは難しい)、
例によって鉄分100%で行こうか。それも今回は「鉄」に加え「空」のロマンも加わった!

まずは新松戸から武蔵野線に乗って、北総線と接続する東松戸へ向かう!



・北総線 [東松戸~新鎌ヶ谷]
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北総線の東松戸駅ホームは、高い高架の上にある。
ホームに着いて最初にやってきたのは、個人的に大好きな都営5300形だ。
バブル全盛に製造された豪華な車両だが、とある理由で「白い悪魔」と呼ばれている。
何故「悪魔」と呼ばれるのかというと、お洒落なデザインに反してモーターの音が非常に"エグイ"からだ。




「都営5300形 走行音」

「ファァァアアウオオオオォォォン↓↑ウォォォオオオゴアアアアァァァ!!」

文字で発車時の音を表すとこんな感じになるだろうか(笑)。
床下がビビるほどの爆音であり、一般客には気持ちのいいものではなさそう。
発車時は不協和音だらけであり、何となく不安を煽ってくる面白い音で個人的には好きだ。



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松飛台で一旦降りて、普段は滅多に乗らない北総線の車両を観察する。
程なくして、対向ホームに北総所有の7500形がやってきた。
「ゲンコツ電車」として親しまれた7000形の置き換えを目的に製造された車両である。
京成3000形に準じた車体であまり面白みはないかな……。



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北総の列車が去ると、今度は京成の「スカイライナー」が高速で通過していく。
スカイアクセス開業に合わせて製造されたAE形だ。最高時速は160Km!
デザインが素晴らしく、成田スカイアクセスのシンボル的存在といえる。
この車両の登場によって、京成の空港速達サービスは世界レベルに達したのだ。



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松飛台は撮り鉄には有名なスポットらしいが、今は誰もいない。
しばらくすると後発の普通列車が来たので再び乗り込み、二駅先の新鎌ヶ谷で下車した。



・成田スカイアクセス (アクセス特急) [新鎌ヶ谷~成田空港]
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新鎌ヶ谷からは、成田スカイアクセス線に直通する「アクセス特急」に乗り換える。
特急とはいっても、スカイライナーとは違い特急料金は不要だ。
車両は、普通列車と同じもので運行されている。

アクセス特急に使用されている車両は、京成と京急の車両だ。
ここにきて京急の赤い電車がやってくるとは、今日は運が良いぞ。


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印旛日本医大を出ると、列車は成田スカイアクセス線に入る。
モーター全開で突っ走り、印旛沼の横を抜けると間もなく成田湯川に着く。
成田湯川から少し先のところで成田線と合流し、断続的なトンネルを進むと成田空港はもうすぐだ。



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やがて、アクセス特急は終点の成田空港に到着した。
改札を出たところで手荷物検査を受け、いざ空港ビルの中へ!
成田空港はほぼ初見のため(幼い頃に何回か来たことはある)、とても新鮮な気分だ。



・成田空港
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広大な成田空港ロビーの風景は初めて目にする。
国際ターミナルだけあって、国内ターミナルとは雰囲気を異にしている(そりゃそうだ)。
ちなみに私の目当ては飛行機なので、離着陸する旅客機を間近で見られる展望デッキへ向かう。

今思ったけど、航空ファンの場合「空!」で通じるんだろうか……。
鉄道なら「鉄!」で十分通じると思うが(笑)。



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案内に従って構内を進み、屋上の展望デッキへやってきた。
様々な航空会社の旅客機がところせましと並ぶ(すごい密度!)。
目の前で飛行機がバンバン飛んでいく様は、圧巻の一言である。



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飛行機を見に来るなんて、幼稚園のとき以来かな……。
小さい頃から乗り物好きだったらしく、父によく連れられて見に来ていたのである。
今は「鉄」一辺倒だが、昔は鉄道・飛行機・バス・車など、何でも好きだったらしい。



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そして旅客機の王者といえば、この「ジャンボ」ことボーイング747だ。
国内線では既に退役済みだが、海外では今も主力として活躍している。
迫力の大型機体とエンジン4基。やっぱ旅客機といえばコレだ!と思う。

小学生のとき、全日空のジャンボがよく「ポケモンジェット」の塗装にされていたが、
家族で故郷の札幌に帰るときそれにぶち当たると、キャッキャ言って喜んでいたものである(笑)。
(初代ポケモンが懐かしい……、今の子供達は「赤」とか「緑」とか知らないだろうなー)



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現在の国内線は、次世代双発機ボーイング777や中型機のボーイング767などが主力だという。
経済性の問題や景気低迷による旅客数減などが要因で、ジャンボは何時の間にか国内線から姿を消していた
大量輸送の時代はもう終わったらしい。



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やがて日が暮れかけた頃に、今回一番のお目当てであるエアバスA380が登場。
これが見たかったっ!成田空港には一日数機だけやって来るという。
世界最大の超大型旅客機であり、オール二階建ての図太い機体を特徴とする。
しかし、重そうだな……。あんな巨体が空を飛んでいくんだからすごい。




「Airbus A380 First Flight」

エアバスA380という超巨大旅客機に興味を持ったのは、ふとYoutubeの動画を見ていたときであった。
とにかくデカイ!離陸時の映像は大迫力であり、実際にその姿を見てみたいと思ったのだ。
鉄道はともかく、飛行機に関しては大きいものが好きかな……。
巨大であればあるほど男心をくすぐるぜ!

巨体をゆっくりと持ち上げ、タイ航空のエアバスA380は成田から飛び立っていった。



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念願のエアバスA380も拝めたということで、再びアクセス特急に乗り早々に帰路に着く。
東松戸や新鎌ヶ谷からなら、僅か30分台で「空」の世界へ行ける!運賃は片道910~940円だ。
航空の趣味はまだ手を出したことがないが、たまには空のロマンに浸るのもいいなと思う一日であった。
(完結)

AIZUマウントエクスプレスに乗って

「会津鉄道の絶景車窓を辿る (北千住~鬼怒川温泉~会津若松)」

[2015/4/27]

東京都内から私鉄と三セクで行ける最奥地が「会津若松」だ。
地図を見ると、東京から会津若松へ行く鉄道ルートは主に二通りあることがわかる。

一般的なのは新幹線と在来線(東北本線と磐越西線)を経由する"表ルート"で、
会津へ向かう主要経路になっているのだが、この表ルートに対し、
一般客にあまり知られてないのが私鉄と三セクを経由する"裏ルート"だ。
今回は私鉄+三セクの裏ルートを経由して、東京から会津若松へ向かおうと思う。


・計画~導入


東日本の大手私鉄、東武鉄道から今回の旅は始まる。
まず北千住から快速列車「会津田島行き」に乗って北上し、鬼怒川温泉で下車。
そして鬼怒川温泉で会津鉄道の「AIZUマウントエクスプレス」に乗って、一気に会津若松を目指す!

言ってしまえば二本の列車を乗り継ぐだけなので、行程そのものは単純だが、
今回行く裏ルートの真価は経由する会社線の多様さにある。

「東武鉄道→(新藤原)→野岩鉄道→(会津高原尾瀬口)→会津鉄道→(西若松)→JR東日本」

こんな感じで、計4社を跨いで進んでいくことになる。厳密に私鉄と三セクに絞るなら西若松までだが、
会津鉄道の列車は全列車が会津若松まで直通していて、同線の実質的終点になっている。
東日本最長の私鉄+三セクルートを、今回は絶景車窓多めに辿っていこう。


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朝7時、通勤ラッシュの北千住にやってきた私は、券売機の窓口で4社連絡の全線切符を発行してもらおうとしたが、
どうもそこの窓口では取り扱ってない??らしく、とりあえず3社連絡の切符を購入した。

要は下車駅で精算してもらえばいいから問題はないが、何故発行できなかったんだろうか??
公式HPにはっきり「北千住で4社連絡の切符を取り扱ってる」って記載があったのに。
窓口の係員も4社連絡切符の存在すら知らなかったし………まーいいか。

朝の北千住はカオスそのものだ。人混みに流されながら、私は東武の1番線へ向かった。
アナウンスが流れると、7時21分発の快速列車がやってくる。
会津若松まで約230kmの道のりが、今、幕を開ける!



・東武鉄道 (会津田島行き) [北千住~鬼怒川温泉]
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東武の裏自慢といえる、日光・会津直通の快速列車。浅草始発のこの列車は行き先が三つに分かれているのだが、
中でも前側の「会津田島行き」は、東日本私鉄の中で最長距離列車(特急を除く)として知られる。
発車10分前にホームに降り立つと大行列が出来ており、列車が到着すると席取り合戦が始まった。

この列車の混雑体験については"前例"があるので、大人しく特急で行こうと思ったが、
もう乗ってしまったんだから仕方あるまい。こいつで鬼怒川温泉まで行っちまおう!

列車は北千住を出ると春日部までノンストップで疾走し、そこから先も特急並みの停車駅で進んでいく。
北千住~春日部間は、距離にして28km!パネェよ、東武の快速はパネェよ。
名ばかりの快速が横行する中で「THE 快速」の称号が似合う豪快な列車だ。



「東武快速怒涛のノンストップ区間(北千住~春日部)」

武蔵野線と接続する新越谷も抜かしてしまう"心意気"!

こんな列車を無料で走らせる東武は偉い!ネーミングセンスは最悪だけど。
野田線にアーバンパークラインなんて愛称つけたのは、さすがにナイと思った。地元民として。

春日部に着くと通勤客が吐き出され、行楽列車のような雰囲気になってきた。
ここから駅間距離が短くなるが今までが快速として異常に長すぎたのだ。
それほど北千住〜春日部ノンストップのインパクトはデカイ。


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乗客は、普通の観光客やザックを背負った登山客など多種多様。
この列車は座席にミニテーブルがついてるのも一つの売りになっている。
私の向かい側には受験生がいて、ミニテーブルに単語帳を置いて必死に書き殴っている。
なるほどそういう活用法もあったのかと感心。

何やらかんやらしてるうちに車窓は田畑が目立ち始め、古臭い人家が多くなってきた。
利根川を渡ると栃木の地へ入る。栃木は東武の包囲網でもお得居所。
この辺りから、豪快に突っ走ってた列車のスピードが落ちた。


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板倉東洋大前を過ぎ平野を快走しているうちに、栃木の山々が見え始めた。
左手に野山が間近に迫ってくる。沿線は田畑と古い民家ばかりだ。
完全に田舎景色で、新鹿沼でさらに乗客が減った。
終点会津田島まで行けばガラガラになってしまうのだろうか。


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新鹿沼を境にして、列車は人家の少ない山の中へ入っていく。
左手の山々はより険しくなり、平野を脱したことがわかる。

運行拠点の下今市が近づくと、前方に奥日光の山が見えてきた。


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下今市で列車を切り離すため、長時間停車。
後側2両は日光へ向かうが、前側4両は鬼怒川線に入りさらに北上する。
会津田島行きは既にガラガラだ。約10分停車後、下今市を発車。ここからは純粋な鈍行となる。

鬼怒川線に入ると列車の速度が下がり、ノロノロ走りながら各駅に停車していく。
日光を過ぎても先にあるのは延々と連なる山々で、内陸の奥地まで来たんだと実感。


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大桑から列車は川の合流地を渡り、一級河川の鬼怒川と合流した。
これが本当に東武なのかって思わざるを得ない、風光明媚な車窓が展開。
鬼怒川合流後は山岳路線の様相を帯びてくる。

渓谷が左手に見えてくれば鬼怒川温泉まであと少しである。



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9時31分、会津田島行きは鬼怒川温泉に到着した。
AIZUマウントエクスプレスに始発から乗りたいため、やむなくここで下車する。

久しぶりに来た鬼怒川温泉。10年前の家族旅行以来だと思う。
鬼怒川渓流と戯れて、帰りに日帰り入浴で鬼怒川温泉に立ち寄るというのが、
夏の家族旅行の定番プランになっていた。どっちにしろ、鉄道で来たのは初めてだ。


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自販機に萌えキャラが……いなたい東武もついに萌え路線に走ったか!
鉄道むすめ。トミーテックが展開している鉄道萌えキャラシリーズだ。
自販機に写る彼女は「鬼怒川みやび」という。詳細なプロフィール設定もあって、
設定上では東武の特急乗務車掌ということになってる。ヘーソウナンデスカー(彼女の公式紹介HPはこちら)。


今回の旅の主役となる"超豪華快速列車"は、既にホームに停まっていた。



・AIZUマウントエクスプレス1号 [鬼怒川温泉~会津若松]
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AIZUマウントエクスプレスは会津鉄道が運行している名物列車で、現在一日三本走っている。
一部列車は東武日光や喜多方を始発終着としているが、この列車の基本的な運行区間は「鬼怒川温泉~会津若松」。
起点の鬼怒川温泉から計4社の路線(東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道・JR東日本)を経由し、終点の会津若松へ向かう。

車両は二両編成の気動車で、全席自由席となっている。
赤い新型車はAT-700・750形、年季の入った白いやつはAT-600・650形という型番が付いている。
AIZUマウントエクスプレスは赤い気動車で運行しているイメージがあったが、
白い気動車の混成で運行する場合もあるらしい。これは意外。

一見平凡な気動車に見えるし、外見だけでこの列車の本気度は伺えない。
ということでさっそく中へ入ってみる。


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盛りっぷりが半端ない。

……一応言っておくと、AIZUマウントエクスプレスは普通運賃のみで乗れる「快速列車」だ。
シックな木目調インテリアにテーブル付きのリクライニングシートがズラッと並んでいて、
電球色の照明、トイレ、Wi-Fiを装備している。よく見ると通路に絨毯まで敷いてるw
他地域では追加料金を取られてもおかしくないゴージャスな列車である。

何故ここまで"盛った"のかというと、東武特急でやって来る観光客の期待値を保持するためだという。
東武特急といえばスペーシアだ。スペーシアは並外れて豪華(=バブリー)な内装を誇っていて、
生半可な装備では乗客をがっかりさせてしまう。そこでスペーシアに負けないために、
会津鉄道もやれる限り豪華な設備を施したって寸法だ。


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上はAT-700・750形の車内だが、こちらは「尾瀬エクスプレス」として使われていたAT-600・650形の車内。
設備の華々しさは少し劣るが、それでも快速としては立派過ぎる面構えである。


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座席に付属している観光パンフレットを適当に見ながら時間をつぶしていると、
やがて定刻がきて、AIZUマウントエクスプレス1号は出発した。

今回私は左手の座席に陣取ったので、その呈で以下の車窓レポを読まれたい。



「秘境地帯を走る野岩鉄道区間(新藤原~会津高原尾瀬口)」

列車は鬼怒川温泉を出ると渓谷を抜け、新藤原へ。ここからしばらくは野岩鉄道の区間だ。
地形図を見る限りでは、線路を敷けるような土地が野岩鉄道の区間には一切無い。
深い山中を長大トンネルで何度もぶち抜いている。


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新藤原からいくつかトンネルを抜けた先に待ち構えていたのが、こんな車窓。
ほんの僅かな人家と鬼怒川と一本の国道ぐらいしか見えない。
野岩鉄道は屈指の秘境路線だったのだ。

川路温泉で、列車は行き違いのため数分停車。
この区間は絶景のオンパレードなので、見逃さないようにしたいところ。


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長大トンネルでダムと湖に挟まれたところを抜けると、トンネル中に設けられた駅へ停車。湯西川温泉だ。
ここを発車してすぐのところで絶景が広がる。ダム湖の真ん中を鉄橋でぶち抜いて進んでいく。
橋の名は湯西川橋梁といい、全長240mある。野岩鉄道のハイライト区間といえる。

湯西川温泉以北で絶景は途切れ、短いトンネルを何度も突き抜けて進む。
こじんまりとした集落へ入ると上三依塩原温泉口へ。


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男鹿高原先で列車は長大トンネルへ突入し、険しい県境を抜けて福島へ向かう。
県境を抜けると会津高原尾瀬口へ到着。ここから列車は会津鉄道の区間へ入る。
路線が変わるのに停車時間は僅か20秒。笑っちゃうほどスムーズだった。

「ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン」

会津高原尾瀬口を出てしばらくすると線路の音が異常に短く響いて、耳が軽くゲシュタルト崩壊した。
線路敷設の知識は詳しくないが、こんな短いジョイント音を聞いたのは初めてだ。


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「ここは一体何処なんだ?」と言いたくなるような、ときが止まったような高原の景色が続く。
左手には七ヶ岳が見える。その名の通り、稜線に7つの峰が連なっている。
山上にまだ春は来てないようで、雪がチラチラと残っていた。


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人家が多くなってくると、列車は電化区間の末端である会津田島へ到着。
観光客がドッと乗り込んできて、車内は賑やかになった。

会津田島駅には、もう一つの名物列車「お座トロ展望列車」が停まっていた。
3両編成で、一世代前の主力車と中古の国鉄車(キハ40)にトロッコが連結されている。
正にごった煮を地で行く列車だ。4社線経由のリクライニングシート付き定期快速も相当なもんだと思うけど(笑)


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会津田島から先、会津鉄道は非電化区間に入る。
何時の間にか専属の女性案内係が乗車していて、観光風味が高まってきた。
加藤谷川を渡って高台の上をソロソロ進む。



「会津鉄道の絶景区間(会津下郷~芦ノ牧温泉)」

会津下郷を過ぎると、列車は会津の渓谷地帯へ入っていく。
塔のへつりを出ると、会津鉄道の車窓はグッと化けた。


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塔のへつりを出てすぐのところで拝めるのが、第五大川橋梁の絶景だ。
列車は徐行したり一時停止するかと思ったが、閑散とした平日だからなのか、
そういった観光サービスはやらず、淡々と通り抜けた。


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渓谷は深みを増し、湯野上温泉を過ぎたところで列車は長いトンネルに入る。
トンネルは山の縁を辿るように続いており、ダム湖となった阿賀川の脇を辿っている。
この区間、ダム湖が出来る前は谷底に線路が敷かれていたという。


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トンネルを抜けてすぐの深沢橋梁で待っていたのは、絵に描いたような絶景だった。
土日だと橋の上で一時停止するのだろうが、今日は速度を落とさず僅か2秒で通過。
ダム湖の湖底には、谷底を辿っていた会津線の「旧線」が眠っている。
SLが走っていた国鉄時代は、奥深い渓谷景色が広がっていたんだろう。



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深沢橋梁の絶景を過ぎると、列車は大河のような阿賀川とともに北上する。
渓谷は既に途絶えていて、周りの山が低くなってくると平板な盆地へ入っていく。

人家が多くなり只見線と合流すると西若松へ到着。
西若松からはJR東日本(只見線)の区間だ。
会津鉄道の終点でもあるが、列車自体は会津若松まで走り抜く。



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会津若松、到達!

12時02分、列車は終点の会津若松へ到着した。
ゴージャスなAIZUマウントエクスプレスの旅もこれにて終了。
通常運賃だけで乗れるものとは思えない豪華な列車だった!

会津若松は磐越西線・只見線・会津鉄道が乗り入れる鉄道要衝だ。
特に磐越西線は鉄道資産が充実した路線で、休日になるとSLや国鉄の特急車が走っている。


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平日となる今日、ホームの留置線には国鉄の特急車が停まっていた。
今や希少種と化した国鉄特急色。鉄道が走ることそのものに意味があった時代を象徴するカラーだ。
東日本最長の私鉄+三セクルートを突破し、終着で国鉄特急車を見れるというのもなかなか乙なもんである。

国鉄特急色は滅多に見かけなくなってしまったので、あらゆる角度から撮りまくった。変態だぁああああ。


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「精 算 書」

改札の窓口で精算された3社連絡切符は、紙っきれの「精算書」となって手元に残った。
いくらなんでもこれは味気無さ過ぎるかもしれない(笑)
思い出の品にするにはちょっと役不足だ。


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昼下がりの会津若松は観光客で賑わっている。駅前で昼飯を済ました後、
私は帰路ついでに水郡線の乗り鉄をするべく、磐越西線で郡山へ向かったのだった。

・旅の総費用:通常運賃4490円(東武鉄道+野岩鉄道+会津鉄道+JR東日本)
・乗った列車の数:2本(会津田島行き+AIZUマウントエクスプレス)
・全区間の総距離/所要時間:約230km/約4時間40分


三セクとは思えない侮れない絶景車窓が、会津の"裏ルート"には沢山あった!
鬼怒川渓谷、野岩鉄道の秘境地帯、ダム湖、七ヶ岳、阿賀川渓谷の絶景。
無味乾燥な東北本線ではなく会津鉄道で会津を目指す。それもまた乙な選択かもしれない。
皆さんも会津鉄道の超豪華快速に乗って、会津の絶景車窓を愉しんでみては如何だろうか。
(完結)


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