鈍行列車一人旅

よく電車とバスに乗って旅してます。鉄分多めの旅ネタが主。
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ブルートレイン完全消滅へ

[2013/11/10]

ブルートレイン(厳密に言えば寝台客車)の全面廃止が決まったようです。
正式な発表はまだありませんが、15年度末には全ての定期運行が終了すると報じられています。

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これまでの鈍行旅で、僕は数少ない夜行列車を行程の中に上手く組み込んできました。
中でも「あけぼの」は、僕が初めての鉄道旅行のときに利用した思い入れ深い列車です。
来年の3月に廃止となるようで、これはもう確実みたいですね。

「北斗星」は14年度末に廃止され、後に臨時運行される可能性があるそうです。
「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」も15年度末に姿を消すことになっています。
まあ、どれもこれも北海道新幹線の開業が背景にあるわけですが。


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今のところ報道では触れられてませんが、夜行急行「はまなす」も廃止濃厚でしょうね。
新たな牽引車が必要だし、新幹線開業と合わせて消えていってしまうのか、、、


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これは客車ではないですが、電車運行の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は存続するようです。
以前高松からノビノビ座席を利用したことがありますが、とても快適でした。


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ブルートレイン完全消滅まで、あと2年弱しかありません。
「いつかは、絶対に乗ったる!」と思っていた憧れの列車が、もう風前の灯状態となりました。
葬式鉄になるつもりは全くありませんが、まずは「北斗星」それから「トワイライト」に乗車したい。

何てったって、「北斗星」は子供の頃からずっと憧れていた列車ですから。
このまま、一度も乗らずに終わるわけにはいかないのです。

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2013/11/10 | その他

メインカメラ交代 (2014)

[2014/7/5]

僕がこれまでの旅で使用していたカメラは、パナソニックのLX2。
2006年に発売された機種で、買ってからもう6年近く経ちますが、今も現役バリバリで活躍中。
ポケットに無理やり入れたりして使ってるので、たまに床に落としてしまうこともしばしばあったが、
今のところ故障は一切ない。無骨なデザイン通り、タフで頼れる奴です。

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このカメラは発売当初が確か4~5万で、当時高校生だった自分には高嶺の花でしたが、
その精悍でレトロなデザインに一目惚れしてしまい、型落ちで値下がりするのを待ってから2万8千円ぐらいで購入しました。
んでその高機能性を使い切れてるのかというと、全く使い切れてません(苦笑)。

今は、レンズキャップを自動開きのものに交換(リコーの別売り品を無理やり装着)し、
スナップ用に特化した仕様に改造して使っています。


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このデジカメは他とはちょっと違っていて、16:9のワイドCCDを搭載した変わり種です。
通常の3:2比率よりもグッと横に伸びて、ダイナミックな写真を撮ることができます。


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構図によっては、横長いのが仇になってしまうときもあります。
でも単純に撮ってて楽しいし、ダイヤルで3:2や4:3比率にすぐ変えることができる。
アナログで直感的な操作ができるのも、LX2の良いところだと思います。


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ハイエンド向けとはいえ、このカメラは動くものを撮るのが苦手でした。
高速連写とかもできないので、専ら一発勝負です。


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LX2はまだまだ使えますが、古くなってきたしそろそろ新しいデジカメが欲しくなった。
ということで、さっそく電気屋へ向かい二代目カメラを購入。
一眼欲しいけど、乗り鉄にはコンデジが一番だと思います。
2013年に発売されたオリンパスのXZ-10にしました。


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近所の路線で試し撮りしてみましょう。
PC側で少しトリミングしていますが画像の粗があまり目立たない。これは嬉しい。
ここは真ん前の架線さえなければ良い感じの場所なんですが、どう頑張っても写ってしまいます。


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接近して撮るとLX2では絶対にブレるのに、XZ-10だと難なく撮れてしまいます。
コンデジも進化し続けてるんですねー(完全に時代遅れ感あり)。


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武蔵野線に続いて、お馴染みの流鉄へ。
今まで16:9のワイド比率で撮ってたので、通常の3:2比率が逆に新鮮です。


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このカメラにはアートフィルターというエフェクト機能があるので、早速使ってみます。
おお、これは面白い!漫画みたいになりますね。
のどかな流鉄にがっつりはまってます。


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今日はなの花と流馬のコンビ運用。
小金城趾駅は流鉄唯一の交換駅なのでツーショットが撮れます。


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色味も良い感じです。
梅雨雲でどんよりしてましたが、少しだけ日が出てきました。


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再びアートフィルターを使用。
思った以上に本格的な機能で何度も試したくなります。


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バッテリーがあまり持たなさそうなのが残念ですが、それを抜きにすれば文句なしの画質。
LX2では失敗写真を量産しましたが、このXZ-10なら良い写真が沢山撮れそう。
新たな相棒XZ-10とともに、この夏再び青春18で旅に出ます。

2014/07/20 | その他

鉄旅共感リスト

[2014/11/8]

本記事では番外編として、鉄旅にありがちなことや感じたこと、またついやってしまいがちなことなどを、
自分の浅~い鈍行旅経験を元に「鉄」の視点で列挙してみたいと思います。

皆さんも、普段鉄旅していて何となく感じる喜びや、また不愉快な経験などあるかと思います。
それらは善良な鉄道ファンの方々ならば、心の奥底にしまって表には出さないはずですが、
今回は敢えて、正直にぶっちゃける形でバンバン取り上げていきましょう。
共感するためのリストなので、多少のネガティブ要素を含みます。

自分の(腹黒い)本性が出ないといいのだが……。


「車内編」

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・特に日差しが当たっているわけでもないのにブラインドを下げる乗客に何となくだがイラっとくる

これはよくあるんじゃないかな(笑)。
特に車窓の良いローカル線では致命的なことで、自分のすぐ隣でブラインド下ろされてしまうとこちら側としては大惨事。
でもブラインド下ろされたからといって、私ら善良な鉄は絶対に文句を言ってはいけません(紫外線に弱い人もいるからね)。
乗客の一人として平等に、心を広く、大らかな旅をしましょう。


・車内では時刻表を眺めていることが多い

18切符のシーズンになると、よく見かけますよね。ボロボロの時刻表を開いて読んでる人。
JTBの時刻表には旅人向けのコラムも掲載されてるので、なかなか飽きませんぜ!


・数時間連続でロングシートに座っていても平気だ

近年JR東日本の路線では、従来クロスシートの車両だった区間がロングシートの車両に変わりつつあります。
これから鈍行旅をするなら、ロングシートの洗礼はまず避けられないと思った方がいいでしょう。


・夏、長時間乗車するときの冷房冷えに困っている

列車によっては極端に空調がきき過ぎてる場合もあり、冷え性持ちには最大の天敵となります。
例え真夏であっても、列車に長時間乗車する際は上着を持ってくと後で役に立ちます。


・「同業者」がいるとホッとする

そう思いませんか?(笑)



「些細なこと編」

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・三度の飯よりも列車の乗り継ぎが最優先だ

鈍行と鈍行の接続は、ときによって全く時間に余裕のないときがあったりします。
当然飯を買ってる暇などなく、事前に準備しておく必要がありますが、たまに忘れてしまうこともあるわけで……。
その際は一食ぐらい我慢して、まずは鉄路を優先させたいところです。


・自宅から遠いほど列車の遅延に敏感になる

これは純粋な鉄旅に限らず、普通の旅行でも感じますよね。
馴染みの土地から遠ければ遠いほど不安が募るわけで、特に最果てのローカル線に乗るときの緊張感はかなりのもの。
根室本線の末端(釧路~根室)に行ったときは、本当に未知なる場所へ向かうような冒険心を感じました。


・乗り継ぎ駅では、特に何の用がなくても次の列車が来るまで駅周りを探索することが多い

何にもない駅前でも何かあるかもしれないと希望をもつことは、ぶらり旅で大事なこと。
結局、本当に何もないことが多いですが。


・乗り慣れた路線と未乗路線との温度差が激しい

東海道・山陽本線などの乗り慣れた幹線から、地方の未乗路線に乗り換えるときは気合いが入るね。
未乗のローカル線ほど熱いっ!



「ローカル線・観光路線編」

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・列車に乗る際、窓側の席を確保できないと判断したらとりあえずかぶりついてみる

これは仕方ないよねー。素晴らしい車窓あってのローカル線だから、何かアクション起こしたいじゃん。
ただ、真ん前でのかぶりつきは運転士に多少なりとも迷惑がかかるので、私は後ろ側でかぶりつくことが多いです。
後ろに引いていく景色もなかなか哀愁あって良いぜよ。


・長時間停車の際は、ひとまず車外へ出て周囲の風景を撮ろうとする

よくいるよねー、長時間停車するのがわかると車外へすぐさま出て一心不乱にカメラを向ける人。
何か思い出残したいし、ブログのネタを少しでも増やしたいがためにか。
皆、考えることは同じですね。


・座る座席を左右間違えて、絶景車窓を逃したことがある

これもよくあるんじゃないかと。
例えば、山岳路線だと山の腹を進んでいくから左右で車窓が大きく違ってくる。
なので絶景区間に乗車するときは、事前に左側・右側どちらで絶景が見れるのか下調べしたほうが無難です。


・観光列車の記念撮影で、撮影スポットの真ん前で長時間占拠するカップルを何とかしろ(笑)

SLの記念撮影タイム10分間の間、5分ぐらいずっと真ん前を占拠して撮影してるカップルがいたんですよ。
後ろには私ら含め10人ぐらいがジーっと黙って待ってたのに、結局彼らは撮るだけ撮って去っていった。
ああいう奴らって、譲り合いの精神ってものがないんでしょうね。
これは完全に愚痴だけど、良識ない奴らは何処にでもいるんだってことを言いたかっただけっす。



「18切符旅・長距離鈍行旅編」

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・東海道本線の東京〜大阪間を鈍行で乗り通したことが一度以上ある

18キッパー定番の東海道ルートは、片道8~9時間かかります。
私は既に3回乗り通していますが、もう正直あまりやりたくないかな。
夜行列車の「ムーンライトながら」で越えてしまうという手もあります。


・「○○ダッシュ」という現象に出くわしたことがある

乗り継ぎ時間が際どい駅で、ダッシュして乗り換えることを「○○(駅名)ダッシュ」というそうです。
特に、ムーンライトながらの下り終着駅(大垣)から米原方面の普通列車へ乗り換えるときの「大垣ダッシュ」は有名。


・東海道本線の静岡地区(熱海~豊橋)にはもううんざりだ

短編成で混雑する上に全て各駅停車であり全てロングシートという、鈍行旅行者には「鬼」といわれるあの区間。
まあ長距離なら新幹線に乗れ!ってことでしょうが、私はまだ乗った覚えがありません。


・仙台以北の東北本線や羽越本線(酒田~秋田)、奥羽本線でのロングシート洗礼は苦い思い出

これらの区間もほぼロングシートの車両(701系)しか走ってないので、鈍行旅行者は嫌でもロングに座らなければなりません。
東北の二大動脈である東北本線と奥羽本線ですが、鈍行の接続の悪さと冷遇ぶりは本当に何とかしてほしい。
でも、東海道本線の静岡地区よりは混まないから楽だったりする。尻はちゃんと痛くなるけどね。


・18切符を改札で見せるとき、駅員に冷徹な対応をされて閉口する

以前とある駅で「お願いします」って言って18切符見せたとき、駅員にガン無視されたことがあります。
格安の18切符だけど、せめてそこは何か返事ぐらいしろよ!って思ったね。
あっ、これもただの愚痴か。


・18切符利用であっても、旅費が予想以上に嵩んでしまうことがほとんどだ

鈍行は遅いので、目的地に辿り着くまでの宿代・食費が思った以上に嵩みます。
一見格安に見える鈍行旅も、金はそれなりにかかっているのです。


・やむを得ない場合を除き、ワープは原則的にしない

ワープってそもそも効率よく進むためだけにやることなので、積極的にやりたくはないですね。
どうせ特急に乗るなら、私は全区間乗りたい!



「計画・準備編」

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・夜行フェリーやネットカフェを利用して宿代を節約したことがある

学生となると旅費は少しでも抑えたいところ。
現在、夜行列車はほぼ全廃状態ですが、夜行フェリーはまだまだ運行されています。
特に四国に行くときは、神戸~高松間を運行するジャンボフェリーの夜行便を活用すると効率が良いです。


・期間限定の臨時快速を出来る限りルート上に組み込んでいたら、いつの間にか臨時列車マニアだ

これは私のことです(笑)。
日本人、何にしても「期間限定」という言葉に弱い。
鈍行のルート上に臨時列車が走ろうものなら、まずそれに合わせて行程を立てたくなります。


・窓口で指定席券を購入する際、座席の指定を希望すると係員にぶち切られた

以前、千葉の某駅であった出来事です。

私がSLの指定席券を取ろうと、駅の某窓口へ向かいました。
座席の指定を希望したら、対応していた係員の態度が急に変わり「何処がいいんですか?」とぶっきらぼうに投げ返される。
それで「出来たら窓側の座席がいいのですが」と言ったら、「じゃあ、ここに表載ってるんで早く決めてください!!」と、
カウンターに座席表をバン!と叩き付けてきた。
「何だこのクソ女は!?」と思って(係員はベテランと思われる若い女性でした)文句の一つでも言ってやろうとしたが、
ひとまず穏便に済ませて希望の座席は無事確保。会計後に係員を思いっきり睨み付けてから窓口を立ち去りました。

み○りの窓口はベテランほど野蛮で新人ほど謙虚と聞くが、やはりそうだったか!
皆さんも、窓口で座席指定を頼む際は気をつけて下さい。


・ネットでルートを調べるときは、乗り換え案内よりも時刻表検索をあてにする

ネットやアプリを使ってルートを調べるときは、乗り換え案内よりもまず時刻表から検索した方が安心だったりします。
特に最近のアプリは進化していて、時刻表と同時に指定した駅の到着時刻も表示してくれるから便利!


・実際に列車に乗ってるときよりも、机上で旅の計画を立てているときが一番楽しい

何事も、計画を立てているときが一番楽しいですよね、やっぱり。
時刻表と睨み合い、行きたいルートが全部繋がったときのあの喜びは格別です。



以上のリストに8割方該当・共感した方は、その方は生粋の鉄旅旅行者といっていいでしょう。
記事自体はもう投稿してますが、これからも旅する中で色々あると思うので、
何か発見があれば、この鉄旅共感リストに随時追加していこうと思います。

2014/11/08 | その他

最果て鈍行旅ルート案内

[2014/11/19]

そもそもこんな辛いだけの馬鹿旅「誰がやるのか!?」って感じですが、
旅好きの方々を対象に「こんな無茶苦茶な旅もあるんだよ」と紹介したいと思います。

その名も、「最果て鈍行旅」(自分で勝手に命名)。
東京から鈍行を延々と乗り続け、日本の最果ての駅まで行ってしまうという強行の旅です。
「達成」することに主眼を置いた旅であり、途方のない道のりに最初は辛くなるかもしれない。
しかし、いざ最果ての地に着いたときの感動は捨て難いものがあり、
最終目的地へ降り立ったときは思わずガッツポーズをしてしまうはずです(実際はやらんぞ)。

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「最果て鈍行旅:バックナンバー(カテゴリ)」

1:日本最東端の地、根室へ北海道一人旅
2:日本本土最西端の地、佐世保へ西日本横断紀行
3:日本本土最南端の終着駅、枕崎へ西国片道旅行


日本本土の最四端終着駅のうち、私は既に「最東端・最西端・最南端」を攻略しております。
最北端の稚内については、これから間もないうちに制覇しようと計画を立てていますが、
本記事では、最果ての駅まで自分が実際に行った乗り継ぎルートをご紹介します。

列車の時刻はダイヤ改正で刻々と変わっていくため、
データの恒久性を考慮し詳細な時刻を表記しない点をご容赦下さい。



・上野から最東端終着駅の根室へ [1泊2日]
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上野から東北本線で延々と東日本を北上し、青森からは夜行急行「はまなす」に乗って北海道へ上陸。
苫小牧ではまなすを降り、室蘭本線→石勝線→根室本線と乗り継いで北海道を東へ進んでいきます。
そして釧路から根室本線の末端に入り、広大な原野の中を進んで最東端の根室に到着となります。

この最東端鈍行旅は、道のりがバリエーション豊かで最もおすすめできます。

・北海道&東日本パス利用に限り、急行券と指定席券を継ぎ足して乗れる夜行急行「はまなす」
・新夕張~新得間の特急自由席無料区間(鈍行が一本も運行されていないため)


この2つがデカイ!様々な列車に乗ることができるため、旅情に溢れた旅を満喫できます。
使用切符は「北海道&東日本パス」一択です。18切符では「はまなす」に乗ることができません。
1日目が辛いけど、青森でブルートレイン、新夕張で特急車両に乗ることができるので楽しかったです。
「はまなす」は北海道新幹線開業とともに廃止される可能性が高いので、乗るなら今が最後のチャンスかもしれません。

では、このドラマティックな最東端ルートの乗り継ぎの流れを確認していきましょう。


「1日目」
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・上野(東北本線:宇都宮行き)…朝5~6時に出発 この区間は快速があります

・宇都宮(東北本線:黒磯行き)

・黒磯(東北本線:郡山行き)

・郡山(東北本線:福島行き)

・福島(東北本線:仙台行き)…この区間は快速があります

・仙台(東北本線:小牛田行き)

・小牛田(東北本線:一ノ関行き)

・一ノ関(東北本線:盛岡行き)

・盛岡(いわて銀河鉄道/青い森鉄道:八戸行き)…乗り換えに時間がかかるので注意!

・八戸(青い森鉄道:青森行き)

・青森(夜行急行「はまなす」)…急行券と指定席券が必要

・苫小牧



1日目の行程はこんな感じで、東北本線を何度も乗り継いで北上していきます。
早朝5~6時に上野を出発すれば、青森での「はまなす」乗り継ぎに十分間に合うはず。
盛岡から第三セクター路線に入りますが、北海道&東日本パス利用なら別途運賃は不要です。
東北本線は列車の本数が割と多いので、仙台や盛岡などで食事休憩の時間を十分に確保することができます。

1日目の行程内で最も気をつけたいのは、盛岡でのいわて銀河鉄道の乗り換えです。
駅構内が少し複雑で、JR側のホームから辿り着くのに時間が少しかかるので事前に下調べしておきましょう。


「2日目」
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・苫小牧(室蘭本線:岩見沢行き)…始発列車に乗車

・追分(石勝線:夕張行き)

・新夕張(特急「スーパーとかち」)…自由席に乗車(特急券不要)

・新得(根室本線:帯広行き)…快速「狩勝」に乗車

・帯広(根室本線:釧路行き)

・釧路(根室本線:根室行き)…鹿絡みの遅延が発生しやすい

・根室



2日目も、早朝から列車を乗り継いでいきます。
このルートなら帯広で昼食休憩が確保でき、最東端の根室到着寸前で日暮れを迎えることになります。
根室本線の末端(釧路~根室)は、鹿が頻繁に線路へ立ち入るため遅延が日常茶飯事に発生するので注意。
根室に着いたらそのまま宿で一泊するもよし、折り返し列車で釧路に戻るのもありです(釧路の方が駅前は充実している)。



・新宿から最西端終着駅の佐世保へ [1泊2日]
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新宿から中央本線を起点から終点まで乗り通し、名古屋からは東海道/山陽本線に乗って西へ進む。
関西を通り過ぎ、姫路で一泊。早朝から山陽本線を乗り通して下関へ向かい、九州へ上陸する。
九州からは鹿児島本線→長崎本線→佐世保線と乗り継いで、JR最西端駅の佐世保へ向かいます。

この最西端ルートは純然たる鈍行のみで、上記の最東端旅のような優雅さはありません。
中央本線を乗り通すのは時間がかかるので、前半は東海道本線で行った方が無難かも。
夜行の「ムーンライトながら」を利用すれば大幅な時間短縮が可能です。

では、この(鬼畜な)最西端ルートの乗り継ぎの流れを確認していきましょう。


「1日目」
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・新宿(中央線:高尾行き)…朝6~8時に出発 土日なら富士急行直通の臨時快速でも代用可(大月まで)

・高尾(中央東線:塩尻方面)…塩尻まで各列車によって乗り継ぎ駅が異なります

・大月(中央東線:塩尻方面)…場合によってはどこかでワープが必要(塩尻~中津川間の鈍行接続に合わせるため)

・甲府(中央東線:塩尻方面)

・小淵沢(中央東線:塩尻方面)

・塩尻(中央西線:中津川行き)…本数が少ないので注意!

・中津川(中央西線:名古屋行き)

・名古屋(東海道本線:大阪方面)…米原まで行く列車もあります

・大垣(東海道本線:米原行き)…本数が少ないので注意!

・米原(東海道本線:大阪方面)

・大阪(東海道本線:岡山方面)

・姫路



1日目は、最低でも姫路まで道のりを進める必要があります。
姫路で一泊したら、翌日は岡山方面の始発に乗って再び西へ進んでいく。
下関から九州へ上陸し、順当に列車を乗り継いでいけば日が暮れた頃に最西端の佐世保に到着します。

私は敢えて、神戸から夜行フェリー(神戸~高松)に乗って一旦東海道/山陽本線を離脱し、
高松から瀬戸大橋線で岡山へ行き、そこから再び山陽本線を西へ進んでいきました。


「2日目」
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・姫路(山陽本線:岡山方面)…始発列車に乗車

・岡山(山陽本線:岩国方面)…岩国まで行く列車もあります

・広島(山陽本線:岩国方面)

・岩国(山陽本線:下関行き)…乗車時間長いです(3時間強)

・下関(山陽本線:小倉行き)

・小倉(鹿児島本線:熊本方面)

・鳥栖(長崎本線:長崎方面)…早岐まで行く列車もあります

・肥前山口(佐世保線:早岐方面)

・早岐(佐世保線:佐世保行き)

・佐世保



最西端の佐世保に到着するのは夜19時過ぎです。
ちなみにこの1泊2日ルートだと昼食休憩の時間が全くありませんが、
下関行きの列車がボックスシートなので、そこでのんびり弁当を食べることができます。
佐世保は駅前から少し歩けば繁華街があるので、飲食・宿泊に困ることはありません。



・東京から最南端終着駅の枕崎へ [2泊3日]
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東京から夜行列車「ムーンライトながら」に乗って、まずは名古屋まで向かう。
名古屋からは関西本線を乗り通して大阪へ行き、東海道/山陽本線に乗り継いで岡山へ。
(↑関西本線ではなく、ムーンライトながら終着の大垣から東海道本線で大阪へ向かってもOK)
岡山で瀬戸大橋線に乗り換えて、四国へ上陸。予讃線で一旦多度津へ向かい、そこから土讃線で高松まで行きます。

高松で一泊したら再び土讃線に乗って終点の窪川へ行き、窪川で予土線に乗り継いで進む。
予土線を乗り通したら予讃線で八幡浜へ向かい、宇和島フェリーに乗って九州に上陸したところで2日目は終了。
3日目は日豊本線で延々と南下。そして鹿児島中央から指宿枕崎線に乗って、最南端終着駅の枕崎へ向かいます。

四国の風光明媚な路線を経由して九州に向かうというのが、この最南端ルートの魅力であり肝です。
あまり実用的なルートではないと思いますが、一応乗り継ぎの流れを確認してみましょう。


「1日目」
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・東京(ムーンライトながら)…指定席券が必要

・名古屋(関西本線:亀山行き)…大垣から東海道本線で大阪へ向かってもOK

・亀山(関西本線:加茂行き)

・加茂(関西本線/大阪環状線:大阪方面)…「大和路快速」に乗車

・大阪(東海道本線/山陽本線:岡山方面)

・姫路(山陽本線:岡山方面)

・岡山(瀬戸大橋線:高松行き)…快速「マリンライナー」に乗車

・坂出(予讃線:伊予西条方面)

・多度津(土讃線:高知方面)…阿波池田まで行く列車もあります

・琴平(土讃線:阿波池田方面)…本数が少ないので注意!

・阿波池田(土讃線:高地行き)

・高知



東京から鉄道で最南端へ行くには1泊2日では困難なので、最低でも2泊3日の行程となります。
後半は四国へ上陸せずに、山陽本線/鹿児島本線で真っ直ぐ行ってしまうのが近道ですが、
何となくありきたりだと思ったので、私は四国を経由するルートで最南端へ行ってきました。

1日目は正直言って鬼畜です。昼食休憩の時間も全くありません。
しかし関西の列車はクロスシートが多いので、車内で昼食を取ることは可能です。
また土讃線の琴平~阿波池田間は鈍行の本数が少ないので、基本ワープで行くと想定した方が無難です。


「2日目」
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・高知(土讃線:窪川行き)…朝6~9時に出発

・窪川(予土線:宇和島行き)

・北宇和島or宇和島(予讃線:松山方面)…日中の鈍行乗り継ぎは北宇和島で

・八幡浜(宇和島フェリー:別府or臼杵)…乗り場は駅から徒歩25分

・別府or臼杵(別府は乗り場から駅までバス15分&臼杵は乗り場から駅まで徒歩15分)



2日目は乗り継ぎが少ないので割と楽。朝早めに出れば窪川で昼食休憩・探索もできます。
八幡浜からのフェリーは別府行きと臼杵行きがありますが、どちらに乗っても3日目の行程に支障は出ません。
私は2日目中に佐伯まで行ってしまう強硬手段に出ましたが、佐伯駅前は宿泊施設がほぼ皆無なのでおすすめし難いです。


「3日目」
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・別府or臼杵(日豊本線:佐伯行き)…始発列車に乗車

・佐伯(日豊本線:延岡行き)…鈍行は1日3本のみ!ワープ必須!

・延岡(日豊本線:宮崎方面)

・宮崎(日豊本線:西都城行き)…数時間滞在が可能

・都城(日豊本線:鹿児島方面)

・鹿児島中央(指宿枕崎線:枕崎行き)…指宿で乗り継ぎが必要な場合あり

・枕崎



3日目は日豊本線を順当に乗り継ぎ、鹿児島中央から指宿枕崎線で最南端終着駅の枕崎へ向かいます。
大分・臼杵から始発に乗って行く場合、佐伯~延岡間は必ず特急でワープしなければなりません。
真っ直ぐ最南端へ行ってもいいのですが、宮崎で観光する時間もつくることが可能。
指宿枕崎線の枕崎行き列車は本数が少ないので、時間の配分に注意が必要です。



・予告!上野から最北端終着駅の稚内へ


冒頭でも述べましたが、今私は最北端の稚内へ行く計画を立てています。旅の決行は12月上旬を予定。
東京から遥か遠く極寒の地へ、片道1600kmの旅!恐らくこれが最後の最果て旅となりましょう。
往路復路どちらかはとりあえず、子供の頃から憧れだった「コレ」に乗るつもりです。
旭川から先には、果てしなき宗谷の道が待っている!(鈍行で片道6時間)

待ってろよ、稚内っ!!


………「個室Bソロ」は、もう無理かもしれんな。一ヶ月先まで全て満席らしい。
いやー、ホント侮ったわー。さすがは大人気の定期寝台特急である。
キャンセル待ちも滅多に出ないだろうし………。

もう潔く「開放B寝台」で行くしかないのか!?(笑)。

2014/11/19 | その他

「鉄子の旅」を読む

[2014/11/29]

というわけで、読んでみました!当時話題沸騰だった鉄子の旅
何を今更な感もありますが……、乗り鉄である私がささっとレビューしてみましょう。

鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)鉄子の旅 (2) (IKKI COMIX)

前々から興味あったんだけど、出た当時は何故か素通りしていたこの漫画。
今回実際に買って読んでみた感想は、「やっぱり面白かった!」。
「鉄」でない方も一度読んでみる価値あるんじゃないかと思います。

女性漫画家の菊池直恵さんが、全国全駅を制覇した生粋の鉄オタである横見裕彦氏と、
「鉄」一辺倒のオタクな旅に振り回されるノンフィクション鉄道漫画!
本編は第六巻で完結。漫画に加え、アニメ化もされています。

本記事では、多少のネタバレを含みながら「鉄」の視点で率直な感想を述べていこうと思います。
(画像抜粋は第一巻からのみ・一部の太字には国内Wikiのリンクを貼ってあります)



・横見さんの激しいリアクションが面白い
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全国全駅を制覇した究極の鉄道オタク、横見裕彦氏がこの漫画の案内役です。
この方は現実に実在する御方であり、トラベルライターをやっているらしい。
普通の「鉄」をも圧倒する強烈なリアクションで、周りの仲間を牽引していきます。

横見さんは、一般の人生からかけ離れた「俺の道」を地で行く人です。そこにシビれる!あこがれるゥ!
突き抜けたキャラクターとはいえ、鉄の方なら何処かしらで横見さんに共感できるのではないでしょうか。
飯よりも乗り継ぎを優先させるとか、古い駅舎が好きだとか、夕暮れでもブラインド下ろしたくないとか………。
しかしノンフィクションとはいえ、40代だとなかなかいないよな~、こういう人は。
私らの世代なら普通にいそうな気もするが(童心がまだ残ってるって意味で)。



・普通の「鉄」が読んでも引いてしまうほど濃い内容
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私も相当ストイックなことやってきましたが、その自分が見ても「よくやるよな~」って思ってしまうネタが沢山あった。
一つの路線を上下線目一杯使って全駅に下車しようとしたり、北海道の板切れ駅を全て回ろうとしたり、
毎日夜行列車で延々と夜を明かしたり、吹雪真っ只中の日に豪雪路線(←只見線)に乗りに行くなど………。
どうも横見さんは、駅の下車に尋常じゃない拘りがあるようですね。

………鈍行で九州行くのは自分もやったけどな(苦笑)。



・「オタク」と呼ばれたくない人たち
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「鉄」な人なら、随所でニヤニヤしてしまうネタに思わず笑ってしまいました。
しかし「普段、俺はこんな風に見られてるんだろな……」と感嘆する一方で、
「俺はオタクじゃないぞ!」と抵抗したくなる二つの思いが交錯します。

まあ要は、善良な鉄としては「オタク」と呼ばれたくないわけですよ。
正式に「鉄道ファン」という言葉があるんですから、そこは譲りたくないのです。
しかしそれでもなお、一般の人にはただのオタク扱いされてしまう、この無常感ね………。
本実録漫画でも「俺はオタクじゃない!」と切実に主張する摸写がわんさか出てきます。



・「鉄子」自身が旅をするわけではなかった
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そもそも「鉄子の旅」というもんだから、私は当初その内容を勘違いしてました。
漫画のタイトルを都合よく解釈した上で、

「鉄道に興味があってかつ少しばかりの知識を持った可愛い女の子が鉄道の旅をする」

といった"素敵な内容"だと考えておりました。ホントに都合よすぎの解釈(笑)。
しかし実際には、一般者から見た鉄道オタクの異質な生態を実録形式で描いた内容であり、
「鉄」の世界の偏った様相に対し、著者の菊池さんが面白おかしく突っ込みを入れていきます。

強いて言ってしまえば、メーンのキャラ横見さんに対するやり取りそのものが物語の主軸なので、
この漫画に情報知識豊富な鉄道のうんちくを求めてはいけません(横見さんの知識量には圧倒されるけど)。
あくまで「鉄オタ×一般人」が生み出す確執と不条理がこの漫画の魅力です。



・「レールクイーン」とは何ぞや
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「レールクイーン」という存在はともかく、私は旅中で鉄道好きな女性を少しだけ見かけたことがあります。
SLを間近でまじまじと撮影していたり、18切符旅ガイドを熱心に読んでいたり、列車の真ん前でかぶりつきをしていたり……、
ただ、その純然たる「鉄子」の中でも、若い女性はやはり滅多に見かけませんね。

たま~に出くわしたりはするんだけど、そのほとんどは鉄道好きというよりは旅好きの方々であり、
鉄道含めた「旅」を楽しんでいるのが大多数であるわけで、根っから鉄道好きの女性はまずいない。
仮にも眞鍋か○りが「あっ、ボックスシートの115系が来たわっ!」なんて言わねえよ、絶対(笑)。



・今では廃止・消滅済みの列車や路線が登場する
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本作の舞台は00年代前半であり、今では絶対に見られない列車や路線が沢山取り上げられています。
今年廃止された岩泉線や、同じく廃止済のくりはら田園鉄道高千穂鉄道を初め、
上野発の夜行急行能登、寝台特急彗星、山陽本線の夜行快速ムーンライト山陽など………
現存していれば、自分が必ずや乗っていたであろう列車がわんさか出てくる出てくる!

私は昔から夜行列車をふんだんに使った旅をやってみたかったのですが、それはもうできないのが現状です。
今や現存する夜行快速はムーンライトながら信州のみ(えちごは今年夏に消滅か!?)。
横見さんや菊池さん達が羨ましい。00年代はまだ昔ながらの夜行が多く残ってたんだな………。



・菊池さんのツンデレぶりが可愛い(笑)
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んで、一般者側としての菊池さんの反応がまた面白い。
俗に言うツンデレであり、特に第一巻はその傾向が強いです。
常に跳ね除け受け付けない一方で、ときどきデレます。その様子が可愛いです。

個人的には、ディーゼル車のクロスシートの快適さをしぶしぶ認める様子が良かったな、うん。
あと菊池さんは作画もしっかりしてる!列車や駅舎の一つ一つが綿密に描かれているから、
漫画だけでなく、鉄道資料としての価値もあるのではないでしょうか。



鉄子の旅 (3) (IKKI COMIX)鉄子の旅 (4) (IKKI COMIX)鉄子の旅 (5) (IKKI COMIX)鉄子の旅 6 (IKKI COMIX)


賛否両論あるかと思いますが、個人的にはこの漫画文句なしに面白かったです。早く読んどきゃよかったー!
ただ、これで「横見さん=鉄道ファン」のような偏った構図が出来そうでちょっと怖い。
横見さんみたいにアグレッシヴな鉄人生を送れるのは、世の中ごくごく少数でしょうからね~。

この漫画は第六巻までありますが、一番インパクト高かったのはやっぱり一巻かな!
「鉄」だけどまだ読んだことない方は、書店やブック○フで試しに手にとってみては如何でしょうか。

2014/11/29 | その他

懐かしき鉄道ダイヤペット

[2015/3/25]

ブログらしいブログの更新を一切してない当ブログですが、たまには日常ネタも投稿したいと思います。
旅行ネタも尽きたし、「何かブログのネタにでもなるものないかなー」とか思って、
久しぶりに埃だらけの納戸を漁っていたら、こんなものが出てきました。


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それは、幼い頃にしゃぶりにしゃぶりつくし、根っから愛してやまなかった鉄道模型の数々。
沢山繋げまくって狭い家の廊下を手動で走行させ、フローリングを傷だらけにして親に何度も叱られたっけな。

これら懐かしき鉄道模型の正体は、どうも「ダイヤペット」という模型ブランド品の一つらしい。
模型の裏側を見てみると「YONEZAWA DIAPET」、或いは「BANDAI B-TRAIN」と記載がある。
約20年前に生産された代物で、小学生の頃までハードに遊び倒していたからどれもこれも無残にボロボロ。
でも、このボロボロになった車体の傷の一つ一つには、幼少時代の鉄の思い出と素養が沢山詰ってるんだぜ。


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モデル化されてるのは先頭車のみだったらしく、中間車は一切ないようです。縮尺は1/100スケール
Nゲージほど忠実に再現されてるわけではないのですが、レバーを動かすことでドアが開閉可能となってます。

既に引退済みの中央・総武201系と、今も何処かしらで馬車馬の如く使い倒されている205系を並べてみました。
昔は右側2つに何でJRマークが付いてないんだ?て気になってたんだけど、要はコレ国鉄時代の再現だったんだね。
「90年代の新宿駅」みたいだな、この組み合わせは(中央・山手・総武・埼京)。


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続いて登場するのは、JR自慢の特急車達。何か、90年代臭が半端ないんだけど(笑)。
どれもこれも、JRが設立して間もない頃に力を入れて作った個性的な車両ばかり。
左から、251系、255系、253系、651系。一部の車両は今も現役で働いてます。
一番右の「スーパーひたち」は子供の頃の憧れでしたが、結局一回も乗らずじまいに終わってしまいました。


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何故か3つもあった、国鉄特急車。左側2つの赤いやつが九州の485系で、右側の国鉄色が183・189系でしょうか。
新し物好きだった昔は古めかしい国鉄車が好きじゃなかったんだけど、今は大好物。
国鉄色の特急が完全消滅する日も近いかもしれません。


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SLも2つありました。どちらもデゴイチ(D51)がモデルになってます。
それなりに精密なつくりとなっており、車輪が回転するとともにロッドもちゃんと動きます。
右方が現役時代で、左方が観光用に着飾った感じかな。車輪がまるごと赤いのはとても頂けないが。


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新幹線は計4つあった!当たり前だけど、どれも昔の車両ばかりだ。
左から、E1系、400系、100系、0系。上越・山形・東海道・山陽、何でもあり。

新幹線は、今も昔も趣味としてあまり興味が持てない。とか言ってる割には随分ボロボロに使い倒されてるけど。
今月のダイヤ改正で寝台客車が全廃したので、復路の移動手段として今後何回も利用することになりそうです。
新幹線自体はまだ3回しか乗ったことがないが、利用しているうちに興味が湧いてくるかもな。


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1/100スケールよりもさらに小さいミニ模型(1/180)も3つ発見しました。というか模型っていうのかコレ?
山手205系、湘南電車113系、山手103系。確か常盤中電415系もあったはずだが、見当たらず。
103系よりも205系が廃車体の如くボロボロなのは一体どういうことだし(笑)。


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最後におまけとして、205系を二両連結して都会のローカル列車を再現。現在の南武支線を髣髴とさせますね。
先頭車しかないから、何か再現しようとしてもこんなことしか出来ない。
それでも、子供の頃は繋げるだけで楽しかったんだろうけど。

小さい頃に親しんだ鉄道玩具は、思った以上に頑丈で本格的でした。さすが純日本製!
プ○レールは今の歳だとちょっとアレだが、こういう模型ならまだあまり恥ずかしくないかも。
まあ私は、模型に金を費するならその分鉄道に乗りたがる奴なのだが。これも乗り鉄の「業」かな(苦笑)。

2015/03/25 | その他

水上バス「ホタルナ」が行く

「千葉北西常磐沿線~お台場到達の最短距離ルート」

[2015/6/1]

「寝過ごしたーーーーー!!」

今日は休日で何も予定がなかったから、一ヶ月ぶりに日帰りで乗り鉄しようと目論んでいたのだが、
前日分までの疲労に甘えてしまい、二度寝を繰り返して大寝坊。
休日の多くの人と同じように、気付けば正午を過ぎていた。

「こんな中途半端な時間から一体何処行けばいいんだ?」と嘆いたが、もう仕方あるまい。
行程が破綻したなら、すぐに別の小規模な計画をおっ立てりゃいいのさ。


・計画~導入


………ということで、正午過ぎに眼を覚まして即席で立てた”ミニ鉄旅”の行程がコレだ。

名付けて、「お台場最短距離到達作戦」!!

カップルの聖地、お台場。改めて考えると、常磐沿線から彼の地へ行くのは意外と手間がかかる。
仮にも新松戸からの場合、例えば武蔵野線・京葉線とりんかい線を使うルートなら一回の乗換えで済むが、
若干の遠回りになってしまう。また他のルートだと何度も乗り換えなければならないし、運賃も結構かかる。
そこで、この天下のお台場へ到達する"最短距離のルート"を、今回敢えて編み出してみた。見出してみた。

旅の起点は、例によって自宅最寄の新松戸。ここからまず常磐緩行線に乗って金町へ向かう。
金町からは京成金町線で京成高砂へ行き、そこから京成線・都営浅草線を使って浅草へ。
そして浅草で東京都観光汽船の水上バス「ホタルナ」に乗り継ぎ、最終目的地のお台場へと達する。

お台場までの所要時間は約2時間。船に乗るので、最短距離ではあるが結構時間がかかる。
下町路線、私鉄本線、地下鉄、観光船を使い尽くした、怒涛のミニ旅の始まりだ!
お台場といえば夜景なので、それだけをつけ狙うべく私は夕方16時に家を出た。



・常磐緩行線 [新松戸~金町]
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日常とともにある常磐緩行で、まずは金町へ。今回お世話になったのは、千代田線の名車6000系
地下鉄車両だからか、こいつは側窓が非常に小さくて子供の頃は毛嫌いしていたのだが、
省エネ車両としての実績や、当時としては先進的なデザイン(非対称)など、
評価されるべき名車の一つであることを、大人になって知った。

脇に貨物の線路がズラッと並ぶ金町駅。ここは東京最東端の一角である。
年季の入った駅構内を歩き、改札を出て京成電鉄の駅へ向かう。


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ファ○マの上に駅看板。

JR金町駅の南口ロータリーを歩いてすぐのところに、京成金町線の駅はある。
このごった煮感が正に「下町路線の駅」って風情を醸し出していて、昔から印象に残ってた。
毎年家族と柴又帝釈天に参拝しに行ってたから見慣れたものだが、ここは今も昔もあんまし変わってないな!



・京成金町線 [京成金町~京成高砂]
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京成金町線は、常磐緩行と接続する金町から柴又を経て京成高砂へ至る小さな路線である。
都内のローカル線といってもいいだろう。全長はたったの2.5kmであり、起点から終点までの所要時間は僅か5分。
全線単線で途中駅は一駅のみ。少し前までは本線直通の列車もあったが、現在運行されているのは同線を往復する鈍行のみだ。

地元色が濃厚な金町線の大元は、1899年に金町~柴又間で運行を開始した帝釈人車鉄道である。
当時から沿線にある柴又帝釈天の参拝需要は並々でなく、客車1両を人力で動かす人車軌道が開業したのだった。
後1913年には電化開業となり、電車での運行を開始。受け持ったのはもちろん、現在の京成電鉄である京成電気軌道だ。

狭苦しい街中に建てられたホームに停まっているのは、京成の古参車3500形
72年のデビューであり、導入から既に40年以上経過しているが今も現役で活躍中。
外観だけステンレスの"セミステンレス車"であり、中身は鋼で造られているのが特徴である。


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駅外側から列車を観察した後、発車時間が迫ってきたので切符を買って改札へ。
ホームは地上にあり、改札からそのまま直結しているのが私鉄らしい。
地元密着の匂いがムンムンする風景だ。

列車は4両編成。なかなか年季の入った車内の座席は地元客で半割方埋まっており、手堅い需要を感じさせる。
金町線は地元路線としてだけではなく、柴又への観光路線でもあり、高砂方面への貴重な連絡路線でもある。
非常に短い路線であるが、その短い距離の中にあらゆる要素を内密しているのだ。




16時22分、高砂行きの鈍行は定刻通り発車する。車掌の案内も実に手慣れているというか、地元感満載。
金町からしばらくは道路と道路に挟まれた直線区間をすっ飛ばして進むが、これは人車時代の名残だ。
この柴又街道の直線区間を抜けると、列車は金町から僅か2分で柴又へ着く。

寅さんのロケ地にもなった柴又は、毎年元旦になると柴又帝釈天目当ての多くの参拝客で賑わう。
名物は草団子と醤油煎餅(のはず)で、元旦参拝時は毎回買って帰るから自分にはお馴染みの味だ。
駅舎・駅構内も非常に味わい深いものがあり、途中下車する価値は十二分にあるところである。


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16時27分、起点から僅か5分で列車は終点の高砂へ到着。ここで京成本線に乗り換える。
こうして間近で見ると、3500形の顔つきはごっついながらも愛嬌があるね。
私にとって京成といえばこの車両なので、今回は乗れてラッキーだった!

金町線は同駅の他の路線と孤立しており、改札も別々になっているようだ。
乗り換え対応の改札で一旦改札外へ出たら京成本線の改札に向かい、再び切符を通してホームへ降り立つ。



・京成本線/京成押上線/都営浅草線 [京成高砂~浅草]
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京成高砂からは京成本線だ。青砥までは本線、青砥から押上までは押上線を経由する。
都心から千葉へ至る京成線の中でも、京成高砂~押上間は鉄にとって眉唾モノの区間である。
北総鉄道・京浜急行・都営浅草線など、様々な路線の車両がひっきりなしに乗り入れてくるからだ。

高砂到着から8分後、やってきた羽田空港行き鈍行は「C-Flyer」こと9100形であった。
千葉ニュータウン鉄道所有のこの車両には、かつて公衆電話が付いていたことで知られる。
鈍くキラ光るガンメタボディ、半流線型デザイン、鮮烈な青×黄のドア塗装。
マイナーな位置づけになってしまっている車両だが、男心を擽る要素が満載で昔から好きだったぞ。


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京成高砂から、列車は何の変哲も無い下町の中を進んでいく。私鉄らしく駅間距離は短い。
車内には、僅かばかりに設けられたクロスシートがあったので、そこに座った。
四ツ木を出ると、列車は広大な荒川を渡っていく。

「次は押上、スカイツリー前。東武線、東京メトロ半蔵門線はお乗換えです」

そうアナウンスが入ると、右手に神々しいスカイツリーが見えたが、角度的に一瞬だけだ。
チラッと見えたところで間もなく列車は地下線内へ突入し、都営浅草線へ入った。


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少しばかりの地下区間を進み、本所吾妻橋を過ぎると列車は浅草へ到着となる。
実におよそ10年ぶり!に乗った「C-Flyer」に別れを告げ、私は地上へ出た。



・浅草/吾妻橋交差点
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観光天国、浅草。ここは東武鉄道の起点であるが、他にも東京メトロ銀座線、都営浅草線が乗り入れている。
国道6号と都道463号が交差する吾妻橋交差点こそ、浅草の玄関口。ここに来るのも実に久しぶり!
東武の駅舎も、昔と全く様変わりしてしまったようだ。

かつて「東武電車」と大きく掲げられていた看板は既に取り払われていて、小奇麗に改装されている。
スカイツリーが出来てからというもの、東武は大きく変わった。オサレになっちまった。
関東圏内で「○○電車」って名乗ってたのは、東武ぐらいじゃないか??


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吾妻橋交差点すぐ横には、これまた浅草名物の吾妻橋が架かっている。ここは東京屈指の観光景勝地であろう。
橋上から見えるのは、スカイツリーとアサヒビール本社隣接ホールのオブジェ(通称う○こビル)だ。
ひとまず橋の中央部で、今回の主役となる水上バスがやって来るのを待つことにする。

やがて到着時間が近づくと、隅田川上に一際目立つ"未来派汽船"が現れた。



・ホタルナ/ヒミコ
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今回、しがない即席ミニ旅を牽引してくれる水上バスのお出ましである。
今にも漫画から出てきたようなこの船は、名を「ホタルナ」「ヒミコ」という。
巨匠、松本零士がデザインを手がけた、東京都観光汽船が誇る名物汽船である。


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上画像の「ヒミコ」に続いてやって来たのが、私がこれから乗らんとする「ホタルナ」だ。
2004年就航の「ヒミコ」はデッキが付いてないが、2012年就航の「ホタルナ」にはデッキが付いている。
どうせ乗るなら展望デッキ付きの方がいい。デザイン的には「ヒミコ」の方がスマートでカッコいいかもしれんが。

お目当ての船が寄港したということで、私は吾妻橋脇の水上バス乗り場へ向かった。



・東京都観光汽船 浅草・お台場直通ライン [浅草~お台場海浜公園]
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隅田川~東京港の定期航路を運航している東京都観光汽船は、水上バスの元祖として知られる。
水上バスとは河川・湾岸地域内を運航する船舶のことをいい、海外では「Water Bus」と呼ばれている。
隅田川上で乗合汽船の運航が始まったのは19世紀末からで、当時は純然たる移動手段として重宝されていた。

旅客水運はとっくの昔に衰退しているが、現在でも観光資源として着目され手堅く運航されているところがある。
東京都観光汽船は、その一つというわけだ。同社は現在、計6つの路線を持っている。
その6つの路線の中でも、「浅草・お台場直通ライン」はホタルナ・ヒミコのために用意された専用航路だ。
浅草から、ヒミコは豊洲へ向かい(一部はお台場止まり)、ホタルナは日の出桟橋を経由してからお台場へ向かう。

これから私が乗車するのは、浅草・お台場直通ライン「ホタルナ」のお台場海浜公園行きだ。
乗り場に並んでいる列は、およそ40名ぐらい。土日はもっと混み合うのだろう。
出発時刻が近づくとゲートが開き、乗船となる。


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如何にも宇宙船といったガルウイングドア(←上に開く扉のこと)をくぐり、船内へ。
中は意外と落ち着き払ったインテリアとなっており、大人の上質感を漂わせている。
上半分がほぼ全面ガラス張りなので、開放感抜群!船特有の息苦しさは皆無だ。

17時30分、ホタルナは浅草を出発する。車内の定員はほどほどであるが、端の座席は八割方埋まった。
見かけは宇宙船だが、動力はディーゼルエンジン。乗船場から船体をゆっくりと離すと、
ホタルナはエンジンを轟かせ、隅田川を南下し始めた。


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船は道中いくつもの橋梁をくぐるが、くぐるたびに毎回橋梁についての観光案内が行われる。
橋の下通過時は橋脚が間近に見放題であり、橋脚萌えにはたまらないかもしれない。
そして鉄にとって見逃せないのが、総武線の隅田川橋梁であろう。

今日は(正午過ぎから無駄に)運が良いらしく、ホタルナがくぐるときにちょうど列車が通った。


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九割方"橋梁の解説"になってしまっている観光案内を真面目に聞いてるのも、正直私ぐらいじゃないか??
観光案内は「銀河鉄道999」のお馴染みの面々、鉄郎・メーテル・車掌がやってくれている。
コアな橋梁の解説は普通の観光客には退屈に聞こえるらしく、皆ろくに聞いてない模様。


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豊洲方面への河川合流地点を抜けると、右手に東京中心部の高層ビル群が見えてきた。
ここから両手とも高層ビルが多くなり、車窓が少しずつ様変わりしてくる。

普段、原始的なローカル鈍行ばかり乗ってる自分には幾分"刺激"の多い、
限りなき文明の発展を感じる車窓が、次々と展開。
天高く聳えるビルと巨大な橋梁の絡み合いが連続する様は、圧巻の一言だ。


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「これは、萌える!」

巨大橋梁の向こうに聳える超高層ビル郡。その上にはさらに巨大クレーンがある!
萌えるなー、キモいって言われてもこれはめっちゃ萌えるなー。


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「うわあ、何か川幅が広くなってきたよ?」「東京港に入ったのよ」

メーテル曰く、ホタルナは東京港に入ったらしい。
海上には境界線がないから、何処から東京港なのかよくわからない。
この辺りでようやく、橋梁をくぐる際の安全上の理由からだろう、閉鎖されていた展望デッキが開放される。

東京港突入後すぐのところでは、右手に東京タワーを拝むことが可能だ。
今や高層ビル群に没した"昭和の象徴"が、斜陽の中に佇んでいる。


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「メーテル、あっという間に着いちゃったよ」
「そうね、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものよ」


メーテルがサラッと名言を放つと、ホタルナは途中駅の日の出桟橋に到着した。
乗り込んできたのは、僅か数人。ここから船は南東へと進路を変え、カップルの聖地お台場へと向かう。
日が暮れかける中、ホタルナはお台場向けて始動。浅草・お台場直通ライン最大のハイライトが、この先にある。


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日の出桟橋を発したホタルナは、間もなくしてレインボーブリッジをくぐる。
言わずもがな、お台場が誇る有名な中の有名な大橋だ。

「早く早く!レインボーブリッジ通過しちゃうよっ!」

虹橋ブランドは相当なもので、近づくと記念撮影の集中砲火が始まる。
キャッキャウフフはしゃぐカップルや子供連れ、はたまた外国人の傍らで、
私は一人で淡々と、東京港連絡橋(←レインボーブリッジの正式名称)の勇壮たる姿を見た。


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とても正午起きで即席計画した鉄旅で拝めたものとは思えない、奇跡的空模様。
お台場に来れば、こうもドラマティックな展開になっちまうのか。

瀬戸大橋と同様、この橋も一応「吊り橋」であることを忘れてはならない。
二階建て構造であり、上層には首都高11号、下層には新交通ゆりかもめが通っている。
"封鎖できない"ことで有名な同橋梁だが、荒天やイベント時には当然封鎖される。当たり前のことだが。


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レインボーブリッジをくぐると、ホタルナは島式防波堤の脇を通り終点へと近づく。
前方には早くも、お台場の一大名物フジテレビの本社が見えてきた。
どうやら、お台場の乗船場はフジテレビの本社前にあるようだ。

ここまで来れば、最終目的地は眼と鼻の先である。

千葉北西から約30kmの道のりに終止符を打つときが来た!



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お台場、到達!

18時35分、日が暮れる中、ホタルナは終点のお台場海浜公園へ到着した。
暮れなずむ大都会をバックに停泊する姿を見ていると、SFの世界にでも来た気分だ。

かくして、野郎一人で来てしまったお台場。周りを見渡すと、見事なまでに5割方がカップル
カップルの聖地は伊達ではない。もちろん私みたいに、一人で来ている悲壮の男らもチラホラ。
せっかくなので、大東京帝国の夜景を拝んでから、今日は帰るとしますか。


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さすが巨匠松本零士が手がけただけあって、何処から見ても映える「ホタルナ」の流線形デザイン。
久しぶりにカメラのアートフィルター機能(普段は滅多に使わない)を使ってみたら、
嘘みたいにカッコよく写った。普通に、SF漫画に出てきそう………。



・お台場海浜公園
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夜景を見るのが最大の目的なので、日が暮れるまで近くの喫茶店で時間をつぶすことに。
辺りは大型のショッピングセンターが立ち並んでおり、その後ろにはフジテレビの本社が控えている。
ある程度時間をつぶしたところで、夜景をダイレクトに拝める展望ポイントへ移動。

しばらくして日が完全に没すると、大東京の夜景が眼前に姿を現した。


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ギラギラ輝くレインボーブリッジと高層ビル群。バックで赤く光り輝いてるのは東京タワーだ。
ここお台場は東京屈指の夜景スポットであり、海外からも高く評価されている。
実際、周りで夜景を撮影しているのは半割方外国人である。

隣接するショッピングセンターなんぞろくに興味を示さず、私は夜景のみを存分に味わった。


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夜景を撮影した後は、近くにあるりんかい線の東京テレポート駅へ向かい、帰路へ。
往路は2時間かかったのに、帰路(りんかい線&京葉/武蔵野線)はたったの50分。
即席決行にしては、思った以上になかなか充実した鉄旅が出来たと思う。

・旅の総費用:通常運賃2100円
・乗った乗物の数:鈍行3本・船舶1艘
・旅の総距離/所要時間:約30km/約2時間


都内真っ只中の旅客水運は、今は"観光・レジャー"的なモノしかないだろうけど、
旅の到達地・目的地の"移動手段"として行程に組み込んでみるのも、なかなか乙だ。
絵に描いたようなお台場の夜景をフィーチャーしたところで、今回の旅レポは終了したい。

帰路は、ホントにただの"移動"だったんで………。(夜の武蔵野線はぐったり感がパネェ)
(完結)
2015/06/04 | その他

メインカメラ交代 (2015)

[2015/7/29]

数ヶ月ぶりの日常ネタです(汗)。

普段は結構ガチで鉄旅記事を作ってますが、今回ばかりは普通のブログらしく綴っていきたいと思います。


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自称"乗り鉄"の私が普段使う記録用カメラは、取り回しのきくコンデジです。
一般に"鉄"の代名詞的所有物といえば一眼(←マスメディアが勝手に植え付けたイメージ)ですが、
撮れりゃ良しとする私はそこまで画質を考えない。しかし、あまり画質が良くないのも気掛かりでした。

「一眼ほどの画質は要らないが一般のコンデジ水準以上の画質が欲しい」

そんな中途半端な欲を持つ私にピッタリだと思ったのは、高価格帯のコンパクトデジカメ。
所謂ハイエンドコンデジというやつです。一般のコンデジ以上に画質が良い上に多彩な機能を搭載し、
00年代以降、移り代わりの早いデジカメ界において一つのジャンルを確立。今や主流の一つとなってます。


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「左から:パナソニックLX2,リコーGRD3,オリンパスXZ-10」

でも、基本旅先でスナップ写真しか撮らない私にとって多機能は宝の山みたいなもの。
せいぜい調整するところといえば露出調整ぐらいで、それ以外はまずいじった記憶がない。
ズームも滅多に使わないし他の機能も一切使わず。連射ショットなんて一度たりとも使ったことがないぞ。

基本、カメラはもっとシンプルであるべきだと思う。
スペック主義のこのご時勢、画素数や機能性の多彩さに眼がいってしまいがちですが、
私が決め手とするのは写真そのもののリアリティ。リアリティがなければ幾らスペックが高くても意味がないと考えてます。

ズームや連射やその他便利機能なんて別に要らんから、
その分画質が徹底的に良いかつポケットに入るコンパクトなカメラはないものかと色々探してみるも、
多機能てんこ盛りが主流の現行コンデジ界にそのようなシンプル機種はなかなか見当たらない。
そこで、私はふと思い出しました。「そうだ、GR Digitalがあるじゃないか!」




「GR Digital」とは、大手メーカー:リコーが放ったハイエンドデジカメのシリーズです。
2005年発売の初代から2011年の第四世代まで計4回モデルチェンジしたこのシリーズは、
幾多のハイエンドデジカメの中でも唯一無二のカメラとして圧倒的人気を誇ってました。

高校時代、私はこのGR Digitalが欲しくてたまらなかった。
外観から醸し出すいぶし銀のボディと、無駄を徹底的に廃し実用に特化したデザイン、
そして余計な機能を取っ払い画質を徹底追求したストイックな設計思想。色んな意味で究極のコンデジです。

2015年現在、とっくの昔に生産終了したGR Digitalを中古で入手してみようかと思って、
ネットで色々探してみると、わんさか見つかりました!(そりゃそうだ)
当時はカタログを眺めるだけで満足するに終始していた憧れの名機が、今は中古でおよそ2万で売られている。
ということで私は久しぶりに都内へ赴き、信頼のある店でGR Digitalの三代目機(以下GRD3)の美品を入手しました。


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6年前のデジカメにしてこの風格。(ほぼ新品同様でした)

GRD3は今から6年前に発売された古いモデルですが、今手に取っても全く違和感がない。
そんじょそこらの普及型コンデジとは、やっぱり作りの良さと安心感が違う!(中国製だけど)
レンズにゴミが入りやすいらしく、そこがポケットに常備して使う私にとって少し不安な点ではあるが、
とにかくコレは所有することに意義があるカメラ。当時の憧れのカメラだったんだから。

これまで使っていたオリンパスのXZ-10はサブ機にして、今後しばらくはこのGRD3をメイン機にしたいと思います。
次の鉄旅でいきなり使うのはマズイので、ある程度の慣れも兼ねて近場で試してみましょう。
秋葉原へ行くついでに………(汗)。


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自宅最寄から何時もの常磐緩行に乗って、まずは松戸へ。快速電車のホームで列車を待っていると貨物がやってきました。
普段は新型の「金太郎」を見かけることが多いですが、コレは国鉄の機関車(EF65)ですね。
貨物はあまり知識がないので何ともいえないですが。

それなりのスピードで走る列車を何なく撮れたので、ホッとしました。
そんなに心配すんなら一眼使えよって話ですが、嵩張るのが億劫なんですよねー。
周りの人にあまり"鉄"って思われたくないのもあるが。「"鉄"の風上にも置けねえ!」って声が聞こえてきそうだww。


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貨物が通ってから数分経ったところで、やってきました。(限りなく非実用的な)我らが常磐特快です。
常磐特快は今年の上野東京ライン乗り入れに伴い、今まで通過してた北千住にも停車するようになりました。
"松戸~日暮里ノンストップ"は、柏・松戸市民にとっては都合がよかったんだけども(笑)、
北千住の住民にとっては致命的だったでしょうね。今になってようやく"平等"になったと。

GR Digitalは画質最優先で開発されたカメラであり、ズーム機能は一切付いてないので
列車を撮る場合はそこそこ引き付ける必要があるようです(後でトリミングすればいい話だが)。
手振れ補正も付いてない(四世代機だけは追加された)し、その他便利機能は一切排除されてる模様。
操作感も何だかアナログチックで楽しい。何でこんなストイックなカメラが売れたんだろうか。


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カシオペア、キターーーーー!!

日暮里に着き山手線に乗り換えようと移動する最中に、真下を通っていった「カシオペア」の回送。
個人的にコンデジはポケットから出してすぐに撮れる即効性がないと使い物になりませんが、
この点、GR Digitalはスマートでレスポンスも良い!今んとこ文句なしです。

「北斗星」は翌月に完全消滅しますが、カシオペアは今後存続するのでしょうか??
時代の流れですが、個人的には残して欲しいですね。


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日暮里からは、天下のドル箱路線山手線に乗り換えます。
山手線はホームドアの設置が進んでますが、まだ付いてないところもあるようですね。

これまでのLX2やXZ-10と比べ、GRD3だと写真に何処となく雰囲気が出ます。
派手さはないんだけども、場の空気感がそのまま撮る写真に反映されてる感じ。
さすが、スナップカメラの究極形といわれるだけあるな!

日暮里から数分後、山手線の外回り電車は電脳都市秋葉原へ到着。
私のお目当てはアニオタでもなく、電子部品でもなく………


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ヨド○シです(苦笑)。

アキバのヨドに来れば基本何でも揃うので、ちょくちょく来ております。
柏のビッ○カメラとは比べ物にならない品揃え。何か買いたいと思うときは、
地方の店回るより都内の店に行っちゃった方が無難。地方だと見つからないまま終わってしまうことが多いので。


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買い物を終え、アキバ周辺でGRD3を撮影テスト。
2009年発売のカメラなのでオートフォーカスの速度が少し遅いですが、他は至って問題なし。

というか、6年前のデジカメを今から使おうとしてること自体が間違ってるような気もするが。
現行でもっといい性能のカメラがあるはずなのに。でも、私は拘りたかったんです。
初代愛機LX2も、元々は型落ち品だったんだけど。


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万世橋を撮影した後、ボチボチのところで撮影テストは終了。
電池の持ちも今までのカメラとは比較にならないほどタフで、今後大活躍する可能盛大。
秋葉原からは徒歩で御茶ノ水へ移動し、新御茶ノ水から激混みでウンザリの千代田線に乗って帰宅しました。

2015/08/03 | その他

2016年小ネタ集 (その1)

[2016/2/15~5/31]

日本海北上旅を終えてから、諸々の事情で、一泊以上の鉄道旅から引き下がってました。
3月のはまなす廃止を機に「そろそろ乗り鉄辞めようかな…」と考え出したのは確かで、
ここ半年は、日帰りでやれる散策をチョコチョコやるだけに留まった。
ブログ生命が危うくなってきましたが、出来る限りネタを出し続けたいと思います。

今回は、今年前半に行った小ネタ・没ネタの集積です。
その3ぐらいまでダラダラやる予定。東京・千葉ネタ中心なんでよろしこです。



・東武大師線へ行ってみた
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以前から地味に興味があった東武大師線。
北千住4駅隣の西新井から、1km先の終点へ向かう超ミニ鉄道。
東京の路線図を見ると、西新井から1駅間だけチョコンと延びてるやつだ。

18時過ぎに西新井へ着くと、駅構内直結で大師線の専用改札があった。
終点大師前は無人駅で改札が無いので、ここで全部処理してしまおうってわけだ。実に合理的。


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ホームに降り立つと、二両編成の列車が停まっていた。
正に都会のローカル線だが、列車の本数は多く、ほぼ毎時6本出ている。
快速・急行が行き交う伊勢崎線を傍らに、定刻が来ると端っこからノソノソ出発する。




西新井から2分で終点大師前へ。近すぎて笑える。歩いても行けるだろっていう。
しかし列記とした黒字路線であり、地元住民の足として定着してるらしく、
車内は割と混んでいた。


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大師前へ到着。大師前の構内は広く、
広大なホームに二両編成の電車がポツンと停まっている。何ともいえない独特の光景。


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浅草もこれくらい広ければなぁ……。
なんでこんな広いのかというと、2つの乗り場前提で建設されたからだとか。
しかし1つの乗り場で十分だったらしく、片方の乗り場はホーム床下に封印されている。




広い駅構内。有人改札があるが使われてなく、ありのままに開放されている。
駅構内に病院と薬屋があるってのが意外。なんか色々とカオスだ。

東東京に、こんな変な無人駅があるとは思わなかった。




無人駅なのに駅舎は豪華なつくりで、三階構造のモダンな建物になっている。
駅前は典型的な下町の風景で、すぐそばを環状七号線が通っている。
最寄のバス停から池袋行きの都バスに乗ることができ、
西へ1kmちょっと歩けば日暮里舎人ライナーの駅へ行くことも可能。


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年中クソ渋滞道路といわれる環七。16号以上にヤバそう。
外回りの渋滞が地の果てまで続いていて、環七の恐ろしさを垣間見た。

環七を適当に眺めた後、他は何もなかったのでさっさと帰路へ着いた。



・8年ぶりに江ノ電をブラブラした記録
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誰もが知る湘南ローカル線、江ノ電。高校のとき、初めて乗った衝撃は今も覚えてる。
そんな若かりし頃wの江ノ電訪問の写真が、PCに一枚だけ残ってました。
それが上の写真。

初めて乗る江ノ電がこの旧型電車だったから、なかなかインパクトあったなぁ。


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湘南モノレールで江ノ島入りし、超久しぶりに俺は江ノ電へやってきた。駅前は外国人ばかりだ。
江ノ電をブラブラして「やっぱり江ノ電は素晴らしい一度は来るべき」的なノリで、
記事を起こそうとしたのはいいが……なんかこの日は気分がのらずに終了。

十分なネタ収集をせず、中途半端に終わってしまったオチです。
(結果的に、鶴見線スナップと只見線日帰り旅以外はほぼ全て没になりました)


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まず、江ノ島~腰越間の路面区間を撮りに行った。ただでさえ狭い道路なのに、
そこを4両の電車が通り抜けるカタルシスは、間近で見ることで実感。
海外行けばこういう風景沢山あるらしいけど、
日本では滅多にお目にかかれない。車と電車の一体感、(見る分には)楽しいです。




路面区間を撮った後、江ノ電に乗って鎌倉高校前へ向かう。

道路の真ん中をゴトゴト走り、住宅の中へ突っ込んでいく光景も、江ノ電ならでは。
「○○反対!」の看板が線路際にあったので、根深い事情がありそうだが、
生活と一体になったスタイルが、江ノ電の魅力の一つだと思う。


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数分で鎌倉高校前へ到着。
鉄道の駅で"海の駅"を想像するとしたら、
関東人の大多数がこの駅を想像するんじゃないかってぐらいの超メジャーな駅だ。


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高校生、地元民、観光客、テツ、外国人が一緒くたに海の前で共存するっていう、
色んな意味で凄いことなんじゃない??って思えるドラマティックな駅。
人が多ければ車も多い。湘南ブランドは伊達じゃない。

東京から西は別世界のようで、たまにしか行かないから新鮮だ。
東の寂れ具合に慣れちゃったからなぁ……風景、地名、行き交う人々、全てがカッコいい。


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湘南の日差しは、俺には死ぬほど眩しすぎるぜ!
日差しがキツすぎて、カメラの露出が上手く合ってくれない。
現役高校生とカップルが眩しすぎて焼け死にそう。でも、それが湘南なんだなと。


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駅前からすぐのところにある"スラダンの踏切"は、観光地と化していた。
俺はマンガしか読んでないからわからないんだけど、
アニメのOPでこの踏切が出てくるらしい。

しかし湘南って、なんでいちいちこんなカッコいいんだ……!
蒼い海、江ノ電、湘南ナンバー、見えるもの全てがカッコよく見えた。




鎌倉高校前から湘南海岸沿いを東へ歩いていくと、
スラダンの踏切と似たような場所が一ヶ所だけあったので、そこでまた撮影。
スラダンブランドは無いけど、こっちの方が人少なくて撮りやすいかもしれません。


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七里ヶ浜から先、江ノ電は海沿いを離れて山の中へ入っていく。
江ノ電のもとを離れ、俺は定番スポットといわれる稲村ヶ崎の夕景を見に行った。


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岬の上は、観光客、外国人、ゴッツイ三脚を抱えたカメラマンがウジャウジャいた。
その中に混じり、デジカメを柵に押し付けて夕日をパシャパシャ撮った。
"THE 湘南"のイメージに限りなく近い風景。

夕日を撮影し真っ直ぐ帰宅。色々反省を残したまま、江ノ電散策を終えた。



・某所で野田線を撮って愛称をディスるだけ
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今から2年前……千葉~埼玉を苗床とする人々の間で、ちょっとした"事件"があった。
田舎臭い野田線の愛称導入。もう2年経つが、少なくとも自分の周りでは全く定着していない。
グーグル先輩に愛称打ち込むと「アーバンパークライン ダサい」って候補が真っ先に出てくるし、
某サイトの投票記事では肯定派たった3%という記録が残っている。どんだけ支持されてないんだよw

破滅的にダサいってのもあるけど、長くて言いずらいのが最大の欠陥だと思う。
何時か高校生が一斉に「アバクラ」とか言い出すよ、きっと。


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江ノ電散策から数日後、俺はチャリを漕いで某所へやってきた。野田線が割と美しく見える場所だ。
そもそも「野田」って地名が破滅的にダサいし、愛車の野田ナンバーが泣けてくるほどダサいしで、
地名のステータス的には120%ありえない。しかし、そういうダサい云々の垣根を越えて、
野田線は地元に根っから定着してる。大多数の人が野田線でいい!って思ったのはそういうことなのだ。

爺臭い横文字なんて、無理するなよ。野田線は野田線でいいんだよ、うん。


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70年ぶりといわれる新車が導入され、今年になって「急行」も走り始めた野田線だが、
この区間は未だ単線で鈍行しか走ってない。どこからどう見ても何時もの野田線である。
草と土の匂いしかしないし、見渡せば空が広い。ホント、ド田舎。
同じSHONAN(沼南)なのに、本家の湘南に勝てる気がしねえし勝負する気すら起きねえ。

でも……やっぱり俺は、この地に愛着を持ってます。野田線含めて、ね!



・なんもないを期待して市場前駅へ行ったら既に色々建っちゃってた件
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東京都内で変な駅を探してみたら、候補がいくつか出てきて、
その中でも気になったのが、ゆりかもめの市場前駅。
将来、築地市場に代わる豊洲市場が建つ埋立地の駅(豊洲から二駅隣)で、
ちょっと前まで、何も無い荒野が広がるワースト駅だったらしい。ちょっと前までは。


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「なんもないんだな!?じゃあ行くしかない!」と、駅へ向かった俺を待ち受けていたのは、
なんもないともあるともいえない未完成の建設現場だった。
市場前駅の「なんもない」としての旬は、とうの昔に終わってたらしく、
2016年5月の時点では駅周りの建物がほぼ出来上がってました。

なんもないがよかったのになんもないがなかったわー。誰が上手いこと言えと。




せっかくきたので、駅を出て散策してみるも、コレといった発見物は無し。
東京オリンピックの大動脈になるらしい環状二号線の橋が、
駅のすぐ横にあったが、まだ開通してないようだ。

「何も無い荒野の向こうに大都会」っていう構図。見てみたかったわー。
道路が広いから、チャリで来ると気持ちいい場所かもしれない。


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少し離れたところで僅かに更地が残ってたので、そこで適当に夜景を撮った。
詳しくは知らないが、現場を無視した建物がアレだとか、狭くてマグロ調理ができないだとかで、
業者の人が市場移転を猛烈に反対してるらしい。都が強引に進めてる印象がありますが、今後どうなるのか……

TOKYO MIDNIGHTを堪能した後、夜の銀座を練り歩いて帰宅しましたとさ。
「豊洲市場が出来る前に築地市場へ行こう!」ってのがこの日の収穫でした。(その2へ続く→)

2016/09/03 | その他

2016年小ネタ集 (その2)

[2016/5/26~6/26]

小ネタ集第2弾です。
前回よりテツ分濃度は少なめ。ほぼ全てディープネタです。
何時になく千葉ネタはDIS気味ですが、そこはご愛嬌ということでよろしこ。



千葉ニュー最果ての駅へ行って絶望するだけ
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千葉ニュータウン。千葉北西の北総線沿い(白井~印旛)に広がる大規模なニュータウンのことだ。
諸々の事情(バブル崩壊とか)で開発に失敗し、以前は荒野が広がるばかりだった千葉ニューも、
最近は大型SCが建って大分マシになってきた……って知り合いが言ってた。
そんな千葉ニュー最果ての駅が、印旛日本医大駅だ。

安定の初乗り200円。異常レベルの高運賃を払い、俺は北総線に乗り込んだ。
広大な土地を突っ走り、あっという間に着いた印旛日本医大。
副題の(松虫姫)が謎すぎる。


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印旛日本医大駅の見所といえば、独特としか言えない奇抜な駅舎だ。
展望台付きのシャレオツな外観は、関東の駅百選にも選定されている。
子供の頃から近くを通るときに何度も見たが、やっぱり駅に見えないなぁコレ。

"森の中"をイメージしたとかいうけど、寧ろ宇宙的な何かを感じるよ。




駅 前 は や っ ぱ り な ん も な い 。

駅北側は大型マンションが建っているが、南側の一等地は未開発の荒野が広がっている。
中央地区は街として充実してきた千葉ニューも、東端にあたるこの地区は、
開発の手があまりのびていない。取り残された更地が広がるのみだ。

というわけで、駅前はなんもありません。数年前に買物難民が生まれたほどの過疎ぶり。
北総線の高額運賃が全てを阻んでいて、入居する住民は少ないのが現状です。


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教会のような駅構内。
荘厳なドーム型天井は吹き抜けになっている。
時計台に展望台が設けられているが、一般人は入ることができない。作った意味無いじゃん。


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見上げると、神々しい天井が。駅舎だけが先走りしてると感じるのは俺だけか??
誰もいない空間に立ち尽くし、一人で虚空の空を見上げるみたいな、
そういう中二病的な気分に浸りたくなった。




東京へ向かう鉄道が通ってるのに、千葉ニューは今もガチな車社会だ。特に印西付近は、
線路沿いの国道に沿って北千葉道路というバイパスが開通していて、高速並みに車が流れている。

北千葉道路は将来的に成田から市川まで開通し、外環と接続する予定だという。
東京~成田空港のアクセス短縮化と、鎌ヶ谷のクソ渋滞を緩和させる意図があるらしい。
千葉北西でも最悪レベルの渋滞地獄を、もしかしたらこの道路が解消してくれる……かも??


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僅かな通勤客を吐き出しながら、駅舎のトンガリ屋根が、虚空の空に佇んでいた。
色々とワケありの街ですが、車主体で生活するには良い場所だと思う。
人少ないし、自然が残ってるし、中心街に出れば買い物天国。

帰りも北総線で帰宅。往復1380円のエグイ出費に胸が痛んだ。
北総線の借金が返済されるとき千葉ニューは一変するかもしれません。20年後ぐらいになると思うが……w



・都バスで中央防波堤へ行ってみた


中央防波堤。それは何者にも属さぬ、東京最果てのフロンティア。
略して中防。都内の沖合いにあってどの"区"にも属してないという、謎に満ちたエリアだ。
なにやら男のロマンをビンビンに確約されそうだが、実際はそうでもなく、
大部分が焼却できないゴミで成り立っている"廃棄物の人工島"である。

東京のゴミが最後に行き着く場所であり、裏歴史の匂いがムンムンする島。
その正体を知るべく、俺はまず東京テレポートへ向かった。


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車持たぬ一般人が中央防波堤へ上陸する手段は、たった一つしかない。それは"都バス"だ。
中防は1本の橋と2本のトンネルで繋がっているが、いずれも歩行者・自転車通行禁止で、
ここを抜けて上陸するために、東京テレポート駅から都バスに乗る必要がある。
駅前バス乗り場から出る「中央防波堤行き」に乗ればいい。

車やバイクでも上陸できるが、中防内は規制が厳しく容易に駐車できる場所が無い。というか無理。
どう足掻こうが、探索する場合は都バス一択しかない。




中防へ向かう唯一のバス路線「波01系統」は、フジテ○ビ本社の裏から延びている。
彼の地で働く従業員のための通勤路線であり、時刻表が超絶極端だ。
平日・土曜(祝日)はそれなりに本数があるが、日曜は9時台に1本しか出ない。
つまり日曜に来た場合、折り返しのバスに乗り遅れると……救いの無いオワタ展開が待っている。

日曜の探索は無謀というか、100%無理ですね。(滞在時間数分しか無いし)
中防はコンビニ等の売店が無いらしいので、飲み物を買ってバスに乗り込んだ。


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東京テレポートを出たバスは、ゆりかもめの線路下を掠めた後、
全長1km強の第二航路海底トンネルへ突入する。

あっという間にトンネルを抜けると、そこはゴミの島、中央防波堤だ。


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終点「中央防波堤」は、中防の核と思われる一帯に存在する。
バス停の横には配管うねうねの工場が建っていた。
灰溶融炉という、有害物質を溶かす施設らしい。

中防は散策出来るものの、一般人が移動できる範囲は限られている。
立入禁止が及ばないエリアだけ歩いてみることに。




川崎ほどではないものの、中防は基本的に工場しかない。
その大半がゴミを処理するための施設なんだろう。

物流の拠点にもなってるらしく、巨大なコンテナとクレーンがズラッと並んでいた。


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中防は内側エリア外側エリアに分かれており、島中央は運河で分断されているが、
東京テレポートから延びてきた道路は、橋を架けて外側の道路へ接続している。
外側エリアはコンテナ置き場やゴミの埋立地として利用されていて、
巨大なコンテナが大量に山積みされていた。

ちなみにここの運河は、東京オリンピック(ボート・カヌー)の会場になるらしいです。
後に数千人の観衆で埋め尽くされるのだろうけど、今は俺一人しかいない。




橋の上から外側エリアを眺めると、東京とは思えない広大な景色が広がっていた。
都庁マークが刻まれた平たい山は、廃棄物が埋め立てられた山だ。

左奥に見えるのが、2012年に開通した東京ゲートブリッジである。
総工費1150億円かけてつくられた巨大なトラス橋で、湾岸のバイパスとして躍進中。
東京都内をドライブするにはうってつけのスポットです。橋上の眺めが最高なのでオススメ。


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ここは本当に東京なのか……!?

俺の知らない東京。得体の知れない東京がココにあった!
外側エリアは立入禁止になってたっぽいので引き返し、折り返しのバスで帰還。
わざわざバスに乗って来る場所ではないと思うが、辺境好きや工場萌えの方にオススメだ。

どうでもいいけど道端に生えてた松の木が謎すぎる。だが、それがいい!



・京成高架予定地にある立石の街並みが超ディープだった件
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GR片手に路上スナップを始めた俺は、京成線に乗って立石へ向かった。
立石は東東京の中でも下町の中のド下町といわれる街で、
古くから大衆酒場の聖地として栄えてきたという。
レトロでディープインパクトな場所らしく、ちょっと興味があったのだ。

京成押上線に乗ると、一ヶ所だけ地上に降り立つ区間がある。それが立石という街だ。
各駅停車しか停まらない京成立石駅は、青砥の一駅隣に存在する。
南口を出ると、年季の入ったアーケード商店街があった。




立石駅通り商店街と「立石仲見世」という二つのアーケードがあるが、
このうち立石仲見世(オンマウス)は、戦後の闇市を起源とするディープ商店街だ。
駅通り商店街は小奇麗で何処にでもありそうだが、立石仲見世は凄い。めっちゃカオスだ。

チェーン店が入る余地など一切無し。下町を通り越して東南アジアっぽい雰囲気がある。


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立石住民の胃袋は全てココで満たされてるのだろうか……とにかく何でも売ってた。
既にオッサンが飲屋に屯してたしw。立石の本舞台はコレからなのだ。
一通り見た後、駅周りをブラブラしてみることに。


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色々と香ばしい街並みだが、活気がある!
全てが古く、濃く、色褪せていてリアル昭和全開だ。
立石駅前のイトーヨーカドーは現存する中で最古らしい。立石恐るべし。

イトーヨーカドーというより地元密着のスーパーマーケットって感じですが……w


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京島や東向島ほど入り組んでないが、迷路のような路地も残っている。
路地裏へ入ると如何にもなスナックがポツンと。
赤線地帯があったといわれる場所だ。

※赤線=戦後間もなく警察が夜の商売を公認していたエリアのことです




北口側へ移ると、ゲーセンのある路地の奥に怪しい一角があった。
呑んべ横丁。今日俺が立石へ来た目的は、この横丁を見るためだ。
看板を潜ると煤けたバラックのアーケードがある。
中へ入ってみると……


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想像以上にディープだった。

呑んべ横丁の正体……それは立石仲見世と同様、戦後の闇市をルーツとする飲屋街だ。
元々はデパートだった(?)そうだが、狭く薄暗い空間が災いしたのか、
今は夜の店だけがひしめく飲み屋横丁になっている。

正直、撮るどころか、入ることすらもためらってしまう空間だ。
ろくに陽の光が入ってこない。ディープ度MAX!




東京にも、まだこんな場所があったなんて……!
鶴見線の国道駅と同じ衝撃を受けた。
看板の一部が右書きで書かれてるんだけど。
一体何時の時代なんですかココは。




立石は再開発の計画が立っていて、京成線の高架化と同時に進められていくらしいが、
高架化事業の予定地(仮線用地にするらしい)にこの横丁が含まれている。
つまり、高架工事が始まるとき、呑んべ横丁は消滅するのだ。

工事が何時始まるのかは不明だが、地元の反対が強固らしく膠着状態になっているという。
それでも周りの土地の買収が進んでおり、高架化まで待ったなしといった状況だ。


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昭和レトロを売り出す立石。ホント、いい街だった。再開発される前にまた来よう!

複雑な問題ですが、俺は東京の古きよき下町を残してほしいと願ってます。
再開発なんてしても、何処にでもあるツマラナイ街になるのがオチなんだからさ。
駅前の踏切が醸し出す懐かしさ、アーケード商店街の人情味、バラック横丁の異空間。
全て"今のうち"だと思われるので、訪問はお早めに。

2016/12/30 | その他


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